先週渡した白黒の子猫はまだ先住の猫と仲が良いというわけではないようですが、敵対的な関係ではないということで飼ってもらえることになりました。渡した白黒の子猫の方は先住の猫に近づこうとしているらしいのですが、先住の猫がまだ受け入れていないということでした。
その子猫がお子さんと一緒に寝ているとか、肩の上によじ登るなどの様子を聞かせてもらえて、ほのぼのとした気分になり安心しました。
実は返されることも想定して飼う準備もしていたのですが、かわいがってもらえる人に育ててもらえて、こちらも幸せな気分になれたので、若干残念な思いもありましたが、よかったと納得できました。
さて、土曜日の昼過ぎにいつもの公園に行って餌やりを始めましたが、土曜日というのに人があまりいませんでした。なんか寂しいと思っていると、遠くの方から子猫の泣き声が聞こえてきました。
ァァァァヽ(o`Д´o)ノァァァァ!! 2週連続か?!と思いながら、泣き声のする方に行きました。藪の中から聞こえてくるのですが姿は見えず・・・。そのうち泣き声が聞こえなくなったので、また泣くだろうと思って餌場の方に歩いていくと、またすぐに泣き出しました。泣き声の方に行ってよく見ると、まんまるの小さな2つの目がこちらをじっと見つめているのが見て取れました。手を伸ばした時に逃げられるかと思ったのですが、逃げることもなく簡単に捕まえることができました。茶トラで目が少し青みがかった猫でした。抱いて餌場に戻って、マグロの缶詰をあげるとパクパクと食べ始めました。
多くの猫を見て気づくのは、性格に大きな個体差があるとうことです。大人の野良猫もそれぞれに個性がありますが、今度の猫も先週の猫とは性格が明らかに違うのがすぐに分かりました。今度の猫は人への警戒心が強い感じでした。抱いている間も体が小刻みに震えていて怯えてるようだったし、餌を食べ終わたあとはすぐに隅の方に行って、どこかに逃げ込もうとしている様子でした。ただ、容姿は抜群に可愛かったのは確かです。
前の白黒が返された場合に飼う覚悟をしていたので、それがなくなってしまったその時、この猫を飼ってしまおうかと一瞬思いました。
自分で飼うにしても譲渡会に出すにしても、体調検査はしてもらわないといけないので、その日のうちに動物病院に連れいていって、ノミ・ダニ・回虫検査と薬の投与を受けました。
その猫はそれまでほかの子猫と一緒だったのか、母猫と一緒だったのか、誰かを呼んでいるようにとにかく良く泣く猫でした。よって、その日の夜は、また寝不足の夜となってしまいました。
翌日、悩んだ末、他の猫も見たかったのもあって、とりあえず譲渡会に連れて行くことにしました。
連れて行ってカゴの中に入れたのですが、
私が「飼おうか迷っているんです。」と言うと、
担当者の方に「飼っちゃいなさいよ。トイレをしつけるためのゲージも貸してあげるから」と、言われ、ゲージを持ってきてくれたため、そのままそれを借りることにしました。
その猫のカゴには決定という札を付けられました。やはり、その猫はとびきり小さくカワイかったので、みんなに注目されていましたが、「ああ、もう決まっちゃってるのか」と諦めて帰るお客もいました。
一匹だとやはり寂しいのか泣き止まないので、他の子猫のいるカゴに入れてもらうと、安心したのかほどなく泣き止みウトウトと寝始めました。
それを見ながら、やはりまだ飼おうかどうしようかを悩んでいました。(本当に飼えるのか?家には飼うとは言ってないし!自分でいいのか?)という自問自答が頭の中で続いていました。
やはり、好きで飼ってくれる人がいたら、そのほうがいいような気がして、その決定という札をとってもらい、いい人がいたら譲ろうと決めました。
すると、その猫を狙っていたのかわかりませんが、すぐに女性の方が、話を聞きにやって来ました。その方は、猫を2匹、犬を4匹飼っていて、キャンプにもそれらの犬猫を連れて行くと言っていました。寂しがり屋のこの猫にとっては願ってもない環境だと思いました。この猫にとっては私が飼うよりはるかに幸せになれるとはっきり分かりました。
その方は気に入ったらしく、携帯で写真を撮ると誰かに確認の電話をしに行きました。ほどなく、戻ってきて「飼わせてもらうことにします。」ということで、飼い主が決定しました。
野良猫に餌をやるのと自分で飼うのとでは全くレベルが違います。まだ、覚悟ができていないのですね。とりあえず、今は野良猫に毎日会えることで幸せだと感じています。野良猫に感謝、野良猫に幸あれ!
