真実(真相)とは何ぞや?③ | FXデイトレ@フィボナッチサイクル戦略.COM

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3月下旬に風邪をひいて寝ていた時に観たNHKの「幻解 超常ファイル ダークサイド・ミステリー」という番組についてなんですが、サブタイトルが「月面着陸の捏造」みたいな感じで書かれていたので、「ああ、また月面着陸が捏造であったことを別の角度から検証するのか?NHKだから新たな証拠でも見つかったりしたのだろうか?」と、まあこの手の超常現象的な内容はワクワクしてとても好きなので、ついつい観てしまうのですが、実のところ「過去のものとたいして代わり映えしないだろう」と、あまり期待もせず見始めました。しかし、内容は某民放番組とは一線を画していて、それぞれの事象を両面から検証し科学的に解明していく内容でした。

人は不思議なものが大好きで、霊、UFO、UMA、オーパーツ、超能力、マジック、占い、歴史ミステリー等など、これらが世間からなくなることはないでしょう。そもそもUFOの話をしていて、「そんなものない」と誰かが言えばそれで話は終わってしまい、全く会話に楽しみがありません。個人差はあれ人の脳は未知なるものを知りたいという好奇心が備わっているのだと思います。人間を含めた生物は心地よさを求め、苦痛から逃れようとする生き物であることから、これとて何かの快感を求めている証なのかもしれません。

ただ、証拠もないのに未知なるものを信じるというわけにもいかないのですが、この番組はその証拠を客観的に提示してくれていました。以前、月面に降りた宇宙飛行士がアメリカ国旗を立てた時に、その旗が揺れ動いたのを見て、そのテレビの解説通り空気がある証拠だと思ったものですが、この番組では簡単な実験でこれを否定してしまいました。つまり、空気がなくても旗は揺れ動くということです。

また、月面着陸捏造説を唱える人々の理由に、「ヴァン・アレン帯を当時の技術で通過できなかったはずだから」というものがあるのですが、ヴァン・アレン帯という聞きなれない専門的な科学用語を耳にすると、捏造説に偏っている人にはますます説得力をもたらす言葉になります。

「月面着陸はNASAの陰謀」という、いかにもあり得る説を見聞きすると、そこにはちょっとした証拠(陳腐であっても構わないが多少の科学的な要素の入ったもの)があれば多くの人を信じこませることは容易であることがわかります。そもそも、テレビや雑誌というのは、営利目的であるので、そういった大衆の心理を煽らなければならないという使命(?ww)も担っているわけです。

人間は見たいものを見る、見たいものが見える、見たいものしか見えない。そこに感情というバイアス(色眼鏡)がある限り。

先に列挙した霊、UFO、UMA、オーパーツ、超能力、マジック、占い、歴史ミステリーしかり、恋は盲目(アバタもエクボ)的な恋愛感情やら尖閣諸島や竹島の帰属問題における当該国民の捉え方、あるいは現在騒がれているSTAP細胞の存在もそうでしょう。自分がそうあって欲しいと願ったり、信じたりした方向の根拠を受け入れやすくなるものです。・・・・・・・・・・・・・・もちろん、チャートがこれから上がるのか下がるのかといった見方にも。

ようやく、このシリーズで言いたいことが姿を現しました(^^)

世の中のあらゆる事象は、感情がなければ単なる現象に過ぎません。感情を取り去った状態でニュートラルに物事を見れたらいいわけですが、感情がなければ世の中楽しくもなく、面白くもなく、悲しくもなんともありません。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ただひとつ言えるとしたら、感情に自分をコントロールされていては、うまくいかないのが事実であるということです。

最後に、真実(真相)とは感情というバイアスを徹底的に排除し客観的な証拠と照らしあわせてだされたものであるはずです。ただ、それらはそう簡単にわかるものではなく、時に永遠にわからない存在もあるかもしれません。ジョン・シュワルツが言うように、『探究を続けることが何よりもすばらしい事』なのでしょう。