スペインから帰国して体調が悪かった時、ベッドで寝ながら溜まっていた録画やらテレビ番組を観ていたんですが、その中にNHKスペシャル「神の数式1~4」の再放送がありました。昨年の年末に放送され、ひと通り観終わって判った気になっていましたが、よくあることですが、再び観ると「え?こんなこと言ってたんだ!」と気付かされました。興味のある方は「神の数式 NHK」で検索すれば、今の時点では、それらの動画をネット上で観ることができます。
「神の数式1~4」は、統一理論に最も近いとされる、超弦理論、膜宇宙論、M理論についての内容なのですが、それらの理論によれば、宇宙は11次元でできていて、我々の宇宙以外に10の500乗個の宇宙があるというのです。空間3次元+時間1次元の4次元までは理解できても、それ以上の次元はとても想像できませんが、宇宙の4つの力の内、あまりにも弱い重力だけが他次元に漏れているのではないかと実験を進めている研究者が世界にはいるようで、こちらが日本の研究者たちです。→ ガリレオX 世界は本当に3次元か?重力が伝える宇宙の姿
古(いにしえ)から数えきれない人たちが真実(真理)を追い求めてきました。真実にたどり着いてもまた新たな疑問が生まれ、次なる真実を追い求めるという繰り返しは永久に続くと思われます。
40年前に超弦理論を提唱したジョン・シュワルツは番組のインタビューでこんなことを言っています。「命あるうちに神の数式には辿りつけないかもしれない。まだかなりの時間がかかるでしょう。最終的な答えがわからないのは悲しいことです。でも答えがわかってしまったら、それもまた悲しいでしょうww 探究を続けることが何よりもすばらしい事なのです。」
また超弦理論の第一人者であるハーバード大学のカムラン・バファ教授はこんなことを言っています。「なぜ我々は存在するのか?この宇宙で生きる意味は何なのか?私達はその答えを探しているのです。より哲学的な問いかけがこれからも続くのです。」