久しぶりのトイガンネタです。
以前、所持している固定スライド式ガスガンの集弾性についてレポートしましたが、今回新たな製品をゲットしたので、その性能のチェックおよび比較をおこないました。
今回ゲットしたのは、
マルシン製 ベレッタM92F メタルフィニッシュ
グリップ部分がガスタンクになっている初期のモデルで、マルシンはガスチャージノズルが市販のボンベと合わないので、ライターのガスボンベについている赤いプラスチックのノズルを併用して使用。
マガジンは「割りばしタイプ」と呼ばれるものですが、 なんでこう呼ばれるのかは不明。
割りばしとは似ても似つかぬ形なんですが・・・
もう一丁は、WA コマンダーカスタム6インチモデルのメタルフィニッシュ。
こちらはマガジンがガスタンクになっている一般的なもので、サイズも形もオリジナルに近づけています。
とりあえず実射テストをおこないました。
ただ、両モデルともかなり古い製品であり、しかもオークションで入手した中古品なので、この結果が製品の性能を示すものではありません。
シューターも下手くそですしね。
条件としては、EXCELの0.2gBB弾を使用し、5mの距離からレストのシングルアクションで、じっくりと狙って10発撃ったグルーピングを示しています。
弾No. コマンダー M92F
① 78.72 62.21
② 56.99 60.71
③ 72.49 55.28
④ 60.33 56.32
⑤ 73.47 56.69
平均 68.39 58.24
コマンダーカスタムは初速のバラツキが大きく、対してM92Fは安定していると言えますね。
意外ですが(マルシンさん、たびたびスイマセン)・・・
【グルーピング比較】
・WA コマンダーカスタム6インチモデル
以前テストした4インチモデルの結果が6cm 前後でしたから、インナーバレルが長いぶん有利かと思いきや、結果的にはかなり散っています。
センター付近に集弾しているので、 BB弾との相性は良いようですが・・・
・マルシン ベレッタM92F
こちらはBB弾との相性が悪いのかサイトが合っていないのか、下方に集弾しました。
意外なこと(失礼!)に、 集弾性は良いようですね。
トリガープルもこちらの方が重いし、インナーバレルは珍しい前進可動式なのに、何故か通説とは逆の結果となっています。
そこで、BB弾をマルイの0.12gに替えて、さらにテストをおこなった結果、
若干上方に集弾したものの、散ってしまいましたので、軽いBB弾との相性は悪いようです。
下方に集弾した要因は、サイトが合っていないことのような気がしますねぇ。
ここからは集弾性を上げるために、少しいじってみます。
WAコマンダーカスタムは、一般的な固定スライド式ガスガンとは異なり銃身後座タイプではなく固定式なので、前回テストと同様にインナーバレルのガタツキを減らす工夫をしました。
その工夫については、こちらを。
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結果は集弾性がアップし大幅に改善されましたが、何故か4インチモデルよりも散らばっています。
4インチモデルは3.5cmという素晴らしい結果だったので、インナーバレルが長くなった分、かなり期待したんですが・・・
試射した印象ですと、メタルフィニッシュによりサイトが見づらいのと、銃身の素材が異なることが要因かなぁと感じました。
4インチモデルはABS素材のマット仕上げで見やすいですし、インナーバレルは真鍮製でした。
なんとなくですが、マルシンのM92Fは集弾性アップの余地がありそうな気がしますね。修正するなら銃身のガタツキとトリガープルでしょうか?
ただ銃身後座タイプはもとより、インナーバレルが前進するモデルですから、アウターバレルとの擦れ合う部分をどう処理するかにかかっています。
まだトライしていないので効果のほどはわかりませんが、ひとつのアイデアがあるので試してみたいと思います。
ターゲットペーパーも無くなったところで、今回はここまでとします。
(^^)/~~~