【二重国籍】なぜ認めない？優秀な人材が流出？ボーダレスな世界線とは？90万人以上をシレッと容認中？ アベプラ AbemaPrimeを観て
二重国籍問題、我が家の場合は、こんな場面で言われます。
「お子さん達、日本国籍持ってるんだよね？わーー子沢山！日本の出生率に、貢献してくれてありがとうー！」
冗談でそう言った後、その方はがっくり
「あ！でも、18歳になったら、二重国籍がダメだから選ばないといけなくなるのか。フランスに住んでるから、フランス国籍を選ぶだろうねーー。あぁ、残念。」
そうなんです。
フランスは、二重国籍を認めていますが、日本は認めていません。
そのため、フランス人と日本人の両親を持つ我が家の子ども達は、18歳までは二重国籍、そしてその後、どちらかを選ばないといけないのです。
フランスで暮らしていても、日本の料理を食べ、日本の季節の行事を楽しみ、日本の伝統を慈しむ。
日本人であることを誇りに想い、フランスも日本も、両方が母国である子ども達。
フランスの現地校に通い、将来はフランスで就職するでしょう。
だけどもしもいつかこの子達が、
日本でも暮らしてみたいな
と思った時、、、
日本の国籍がなくなっていれば、暮らせないのです。
逆にもしも一生、日本もフランスも両方の国籍があれば、この子たちのどの子かは、将来日本に住む選択をするかもしれません。
だけど国籍がなくなっていれば、それは難しくなりますね。
また私自身も。
フランス人と結婚してフランスで出産し、フランスに家族がいながらフランスで暮らしていますが、日本国籍です。
フランス国籍を取得すれば、日本国籍を失うことになります。
フランスに住む多くの外国人たちは、母国の国籍を保持しながら、フランス国籍を取得しています。
私がフランス国籍を持っていないことを知ると、不思議がられます。
二重国籍を認めていない国は、珍しいです。
また、こんな場面を想像してみてください。
コロナがピークだった頃。
フランス在住の、フランス人と日本人の夫婦が、海外でバカンス中だったとしましょう。
国境が閉鎖されている中、フランスの自宅へ帰宅できるのは、フランス人夫のみ。日本人妻は、日本に行くしかない？自宅がないのに？
外国人と結婚して、配偶者の国に住む日本人は、ずっと不便な生き方をしていくしかないのでしょうか。
二重国籍問題。
無制限に、いくらでも国籍が持てるようになってもいいとは言いません。
しかし、ある条件のもとでは認められても良いのではと思います。
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