【子持ち様】育児ママの就職転職は厳しい?中小企業の現実は?妊娠したら退職ってアリ? AbemaPrime アベプラを観ました。
出産後の再就職の難しさ。
日本のこの状況は、悲惨だと思います。
働かないと、生きていけない。
しかし、子どもを産めば働けない。
日本は、いつまで「子どもを産めない国」でい続けるのでしょうか。
フランスでは、子持ち共働きが普通です。
女性も男性も同じように働き、同じように子ども達の送迎、育児、家事をします。
例えば社内では、子持ちの人が働きやすい時間パターンでの採用枠があります。
つまり、学校へ子どもを預けている間だけの勤務時間。
そしてそれとは逆で、朝早くからだったり、夜遅くまでだったりする、いわゆる子育てをしていない人の時間パターンもあります。
この場合は、不便な時間での勤務となるため、ボーナスが追加されます。
そして、子どもの病気や学校行事で仕事を休む場合。
これは、全く迷惑をかけませんし、言いづらい雰囲気もありません。
子どもは良い環境で育てるべきなので、堂々としていても良いのです。
なぜ、迷惑にならないのか?
それは、誰もその分を負担しないから。
負担しなければ、どうなるのか?
仕事の納期が伸びることもあるでしょう。その場合は、
「休む社員がいたため、納期が遅れました」
と、報告をする。
それを、受け入れるという考え方があります。
人は、ロボットではありません。
そのため、病気で休むこともありますし、人生の大事なイベントで抜ける日もあるでしょう。
人生=仕事ではありません。
働いている全ての人は、自分の人生を大切にするべきです。
事情があって休んだ人を、責めることはありません。
クライアント側も、欠席者がいて人数が足りなかったなら、納期が遅れるのは当たり前だと理解できます。
そこで、「どうして残っている人が普段の何倍も働いてでも、やりこなさなかったのだ!」なんて、薄情なことは言いません。
クライアントも人間ですから、理解を示すことができます。
働いている人たちが、自分の人生を犠牲にしてでも、仕事を完璧にやり遂げなければいけない
という考えを、全員がやめませんか。
そうすれば、欠席する人の同僚もクライアントも、誰も気を悪くすることも、負担を負う事も、苦しむこともありません。
誰かが休むことによって負担が増える
ではなく
誰かが休んでも支障はない
にするためには、
社内と社外の全員が、仕事よりも人生が大事だと思えること
自分自身の人生も、周りの人の人生も、大切にすること
仕事のせいで子どもが産めなくなる今の日本が、少し視点を変えてくれますように。
仕事もプライベートも、気持ちよく堂々と楽しめる国になりますように。
久々の日本帰国!東京でトークショーを行います。
フランス文化の話いっぱい出てきますよ。ぜひ、会いに来てください!
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