フランス南西部の小さな街で、フランス人の夫と、
と一緒に暮らしています。
長女は１４歳
長男は１２歳
次女は８歳
三女と四女は７歳
五女は１歳
です。
いつもありがとうございます。
今朝、朝食の後。
私が頼まなくても、長男が掃除機をかけてくれたのだ。
すごいなぁ～嬉しいなぁ～
と思いながら眺めていると、あっという間に終わった。
速い速い。。。
私は思わず、
「え？！もうかけ終わったの？！」
と声に出し、長男は、
「うん！」
とお返事してくれたけれど、既に声が遠い。
お部屋を見てみると、まだまだいっぱいあるの。
ぷぷっと笑ってしまった。
長男に教えようと思ったけれど、もうどこにも姿はない。
なんとも可愛らしい長男。
掃除機をかけるのも、かけ終わった後に去るのも、速いなぁ。
また今度かけてくれたら、その時は教えられるかな？
速いからねぇ、気を付けないと。
今日はお昼から夜までずっと子ども達の屋外バレエレッスン。
そのため、お昼ごはんが遅れるわけにはいかない。
大慌てでタイ風焼きそばを作ったよ。
フランスでは、オイスターソースもナンプラーも安くたっぷり手に入る。
和食よりも、中華やタイ料理の方が作りやすいね。
食べ終わると長女が、
「この後すぐにバレエレッスンで、お腹いっぱいだと重くて踊れないから食べ過ぎないようにしようと思っていたのに、美味し過ぎてお代わりしちゃった。。。」
と言ってくれたのが、嬉しく可愛らしかった。
屋外バレエレッスンでは、長女から嬉しいお話を聞いたよ。
屋外レッスンは、バレエの先生の旦那さんのお母様、マミーJのお家のお庭にて行われている。
今日レッスン中に先生は長女に、
「マミーJは、三女ちゃんと四女ちゃんが来るのをとても楽しみにしているのよ。マミーJは７年前に旦那さんを亡くして一人暮らしだし、私たちも忙しくてあまり会いに来ることも出来なかったから、本当に喜んでるわ！マミーJったら、いつも三女ちゃんと四女ちゃんにチョコレートをあげているのよ。」
と笑いながら話してくださった。
色んなレベルのレッスンが順に行われる中で、我が家の子ども達は、自分のレベルのクラスに加えて、下のレベルのクラスにもいくつも参加している。
たくさん踊っていたいからだ。
そのため、長男や次女はずっと踊りっぱなしだが、一つだけまだ三女と四女は参加出来ないレッスンがある。
そのレッスンが終わればまた三女と四女も参加するレッスンがあるため、二人はそのまま帰宅せずに見学して待っているのだが、その間、マミーJが二人とたくさんお喋りしてチョコレートをくれるらしい。
先週お迎えに行った時にも二人は嬉しそうに、そのお話をしてくれていた。
先生は、
「マミーJは、二人にチョコレートをあげるのを楽しみにしているのよ。」
と喜んでいた。
本当に素敵なご縁。
子ども達は、人との出会いで成長する。
こんなに素敵な方と出会い、優しいお心を頂けて、大切なことを学ばせてもらった。
この頂いた優しさをずっと忘れないで、また誰かに同じ優しさを与えられるだろう。
我が子を素敵に育てていただけて、感謝している。
今日は、１４時から１７時半まで、長女とお友達のNちゃんは休みなしで踊りっぱなしだった。
すると先生が、
「長い時間踊るけど大丈夫？何かお菓子とか持ってきていないの？」
と心配して二人に聞いてくださったそうで、二人は、持っていないと答えたらしい。
すると先生はマミーJに言いにいき、マミーJがバターたっぷりのおいしいクッキーを持ってきてくれたらしい。
長女は、とても美味しかったと感謝していた。
マミーJは、クッキーを食べ終わった後にも、
「もっと欲しくない？後から欲しくなった時のために、もっと取っておいたら？」
とまで言ってくださったそう。
世の中には、どこまでも優しい方がいるのだと本当に感動した。
先生がマミーJに言いにいったのも、マミーJならもちろんしてくれるという信頼からだ。
そしてマミーJも、するかしないかではなく、するという選択肢しかない上に、する以上のもっとするという姿勢なのが、素晴らしい。
素敵な方たち。
私もこうなりたいと心から思う。
素敵な出会いに家族みんなが人として成長させていただけ、感謝している。
家に着くと、四女がポケットからキャンディーを出して、次男にあげた。
今日のバレエレッスンで、生徒さん一人がクラスのみんなに１つずつキャンディーを配ったらしい。
四女はそれを食べずに持ち帰り、次男へのお土産にしていた。
あちらにもこちらにも、私の周りには、優しい方がたくさんだ。
写真は、三女と五女。
みんな優しく成長してくれて、ありがとう。
フランス南西部子ども7人の私の小さな愛おしい日々
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