渋い紀東を少しお休みして、伊豆下田沖の神子元島へ。
静岡県下田沖約10㎞に浮かぶ大きな島で、準離島とも言って良いポテンシャルを秘めた磯です。
土曜としては利用客が少なく(?)7名。
『(少ないのは)きっと、都心の積雪が影響してるんじゃないの?』
とか、出船前の休憩室で皆で談笑
客が少なければ好きなところへ乗れるとあって、少し期待・・・・
港を出て、約40分。
島までの航路は、間に海溝があるとかで、波が一段と高くなり、しばらくウネウネの航行で神子元島沖へ到達。
本場2号へ同行者のM君(鮎トーナメンター)と乗りました。
神子元島へはもう一軒の渡船屋『三軒屋』のブラックエンジェル磯路丸が就航。
磯割があるようなので、磯の取り合いは渡船屋間では起きません。
M君は戦闘モード
彼の仕掛けは半遊動沈め。
仕掛けが張るとゆっくり沈んでいくセッティングで、磯際から竿1本位を丹念に釣っていきます。
私は0ウキの全層仕掛けでスタート。
一投目からグレの反応
仕掛けが馴染まないうちに引っ手繰って行きました
M君も開始早々から30㎝~のミドルクラスグレを掛けていきます。
渡礁後30分位したところから、潮の流れが加速
本場1号方面(左)へ秒速3mくらいで流れていきます。
本場2号と1号の間には大きなシモリとワレがあり、サラシで洗濯機状態。。。
少し沖目を狙おうとすると、仕掛けが馴染む前に本場1号の正面に流れてしまいます
どんぐりタイプのウキに見切りを付け、ここで久々の水平ウキGTR17-00
ハリコミ小次郎G7と、落とし鉛にG5を打って正面で2ヒロくらいまで入り込むようにして流していくと
バチバチと気持ち良い糸の走り。
30クラスのグレが登場。
しかし、取り込みの際にウキのタタキで、1.25号竿の穂先を骨折してしまい、その後は予備の1号竿にチェンジ
ミドルクラスのグレは尾長交じりで飽きない程度に糸を走らせます。
そして、今までとは全く違う手応えの引きに襲われ・・・・・
1号竿が満月に(チヌ竿か?)
シモリへの突進を何とか止めて、際の突っ込みを交わし、、、
水面を割ったのは41.5㎝の尾長
1号竿では痺れました(笑)
その後もポツポツと釣れ続け、回収の14時の30分前には片付け開始。
M君のキーパーバッカン。
私のキープ分
紀東でアレコレ考えて釣りを組立てているのが馬鹿らしく思えるような釣れっ振り。
そして、紀伊半島エリアではまずお目に掛かれない本流釣り・・・・。
でも、釣れない釣りもそれはそれでまた楽しい
良いイメージを残して神子元島を後にしました。
帰港の船中から見えた、下田沖磯の横根。
オオカミと呼ばれるシマアジの乱舞が見れる磯です。
たまにしか釣れないので、一応写真撮ってもらいました
お世話になった
伊豆下田フィッシング
渡船料金は7,500円です。
三俣船頭お世話になりました
また行こう(笑)