空の青と本当のキモチ | 合掌

合掌

俺の生存記 

新年最初の記事を読んでくれた友人から言われた。

彼女が行ってしまった割りには元気だね。
記事にも悲壮感を感じない・・・って(笑)

そりゃあモチロン。
アイツと離れるのは。
この世の終わりくらい寂しかったさ。

けど。
それ以上に。

ふたりで過ごした一週間は。
アイツから沢山のしやわせを貰った一週間だった。

だから。
再び離れてしまった寂しさよりも。
俺には幸福感の方が勝っている。

アイツがこんなこと言ったんだ。

私スカイプしてて良かったって思うことがあるよ。
だって。
ケータイで話したり。
メールしたりするのって。
電波さえ届いてれば。
どこでだってできるじゃない。
でもスカイプは。
自宅のPCからじゃなきゃできないじゃない?
それにカメラも付いてるしね。

そう言って笑った。

なるほどな。
でもそれは。
俺にも言えること(笑)

遠距離恋愛って。
頻繁に逢うことだってできないし。
相手の行動だって見えないから。
いつだって。
「不安」が。
影のように付きまとう。

それに打ち勝つのは。
お互いに対する信頼感しかないと思う。

本当のキモチは。
言わなきゃ相手に伝わらないし。
相手に聞かなきゃわからない。
そうやってキモチを伝え合って。
キモチを受け止めあって。
深いところで繋がっていけたらいいなと思う。

南無阿弥陀仏

部屋の窓を開けたら。
飛行機雲が目に入った。

東京からケアンズまで。
俺達の間に立ちはだかる。
その距離およそ6000km。

日本縦断の最短距離(佐多岬→宗谷岬)が。
およそ2700kmだから。
往復してもまだアイツのいるところまで行き着かない。

そう考えたらほんと遠いなって。
改めてその距離を噛み締めた。

でもね。

物理的な距離なんて。
言ってみれば大した問題じゃない。
・・・と。自分に言い聞かせてみる(笑)

大切なのは心の距離なんだよな。

傍に居ても離れていても。
これからも俺達ふたり。
模索しあいながら。
俺達なりのやり方を発見しあって。
いつまでも。
心に触れ合っていけたらいいと思う。


記事につけたタイトルは。
高校時代から今も好きな。
THE YELLOW MONKEYの曲から拝借した。
青空に浮かんだ飛行機雲も見ていたら。
この曲が頭に浮かんできた。

空の青と。
本当の気持ちを。
キミに見て欲しくて。

合掌