いつもブログをお読み頂き誠にありがとうございます。
『心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。
肝心なことは、目には見えないんだよ』
「星の王子さま」著者サン=テグジュペリ氏
まさにおっしゃる通りですね。
先日、8月3日にある50代男性の方からお電話がありました。
『約1週間前くらいから、腰が痛くて寝返りも辛く、今日仕事を休んで病院に行ってきました。
レントゲンを撮って、「骨の変形が見られますので、MRIで検査しましょう。」と言われました。
しかし、
「MRIは、予約でいっぱいですから、お盆明けの23日に検査しましょう。
そして、
28日に診察しましょう。
とりあえず、
今日は、骨の変形があるので、骨密度だけ測っておきます」と言われ、骨密度を測ってもらったら、お年寄りの骨密度だと言われました。
どうしたら良いですか?』
という内容のお電話でした!
『検査の結果はどうであれ、今、お腰が痛くて寝返りができないのですから、宜しければ来られますか?』とお伝えしました。
その男性は、すぐ来院されました。
診察させて頂いたところ、
最近、運動不足解消の為に腹筋運動を自宅でし始めた為に、
腹筋の作用を支配している背骨(胸椎12番)の際から出る神経の出入り口の関節が一時的に動きを制限されていました。
そこの動きをつけると、2~3日で回復していきました。
現代医学は、最先端技術が発達し、
身体の中の様々なところまで見ることができるようになりました。
しかし、今回のように、
関節の「動き」は、高度な機器でも見ることができません!
まさに、「灯台下暗し」とでも言いましょうか。肝心なことは目には見えないのですね。σ(^_^;)
目の前に、「動き」の原因があるにも関わらず、高価な機器も必要なく判断できるのに、
様々な高度な機器を駆使し、
それを構成している細かい部分まで分析します。
それに要する期間は、かなり長く(今回の男性は、約2週間ですね。)かかり、
そこに異常がなければ
「異常なし」という診断がでます。
そこに異常があれば、
「ここが原因です」と診断が出て、手術や化学療法などが行われるわけですね。
実際に、そこが原因である場合(複数の原因のうち大部分を占める場合)は、改善していきますが、
そこが原因でない場合(複数の原因のうちあまり関与していない場合)は、改善しないことになるのですね。
最後までお読み頂き誠にありがとうございました。
ガンなどの生活習慣病全般にも、
同じようなことが行われているのが現状です!
このことに一刻も早く気づき、ご自分の命、家族の命、親戚や友人の命を
助けて頂きたく思います!!!
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