最近ハマっているココナッツオイル(飽和脂肪酸0)について
いろいろ調べていましたら、
このような点に気づくことができました。
すでにご存じの方も多いとは思いますが、
化学式の違いです。
こちらの図は、よく聞くリノール酸(オメガ6)とαリノレン酸(オメガ3)の化学式です。

上の図は、左端から3つ目の炭素に水素が付いていませんね。
これが、オメガ3の油です。
下の図は、左端から6つ目の炭素に水素が付いていませんね。
これが、オメガ6の油です。
次の図は、エイコサペンタエン酸とドコサヘキサエン酸の化学式です。

どちらとも左端から3つ目の炭素に水素が付いておりませんね。
これらは、有名な魚の油ですね。
どちらとも、人間の体内でαリノレン酸から作られます。ですから、オメガ3を摂ろうとして
無理に摂る必要はありませんね。人間は「考えて食べる」ことをしてしまいますからご注意くださいね。
今まで、申し上げた油はすべて不飽和脂肪酸でしたね。
次の図は、カプリン酸(飽和脂肪酸)です。

すべての炭素に水素が付いていますね。
このために、過熱をしても酸化しにくく安定しているわけですね。
ココナッツオイルもこのように飽和脂肪酸で安定しているというわけですね。
(200時間酸化しないという実験データがあります。てんぷらなどした場合は、3~4日で
使い切ったほうがいいようですね)
最後までお読みいただき誠にありがとうございました。
この図を見て今までのモヤモヤがスッキリしました。
人類の遺伝子情報には、飢餓を乗り切るために
油に対して「大好物」と思わせるスイッチが入っています。
ですから、
ほとんどの人々が油を好むようになっております。
命までかかった状態ならば、あまり摂らないほうがよろしいですが、
ある程度病気が回復した状態でしたら
できる限り安定した油を使いたいですね。(*^_^*)