いつもブログをお読み頂き誠にありがとうございます。
『ビタミンやミネラルをたっぷり摂取すればとにかく健康によいと考えがちですが、
実はビタミンやミネラルを摂るだけでは、健康にはなれません。
ビタミン・ミネラルの役目はというと、
その酵素が働きやすいように手助けしている物質で、
主役をサポートする意味で「補酵素」といわれます。
つまり、
酵素の中には、それだけで本来の機能を果たせない酵素があり、
そのときに登場するのが補酵素というわけです。
ビタミンやミネラルは、
酵素の活動を補助する「補酵素＝コエンザイム（Co Enzyme）」と呼ばれます。
英語で、酵素のことを「enzyme」といい、
これを補うという意味の「Co」がついて、 補酵素＝coenzyme となります。
最近、コンビニエンスストアなどでも
「コエンザイム」とパッケージに書かれた栄養補助食品を
よく見かけるようになりましたが、ビタミンやミネラルは酵素の働きを助けるからこそ、
私たちの健康を守るのに欠かせない栄養素なのです。
ですから、
酵素が不足した状能でビタミンやミネラルを過剰摂取しても、
決して健康にはなれないのです。
私たちの身体をつくっているのは、
蛋白・脂質・糖質などの主栄養素のほかに、
栄養を保ち成長していくうえで不可欠な微量栄養素のビタミンやミネラルがありますが、
そのビタミン・ミネラル以上に大切なのが酵素です。
なぜなら、
食べた物を消化し、代謝し、血液や細胞をつくり、
呼吸し、心臓を絶え間なく動かしているのが酵素だからです。
現代栄養学では、
人間に必要な「五大栄養素」として、
炭水化物、タンパク質、脂肪、ビタミン、ミネラルの五つを重視しています。
最近ではこれに「食物繊維」が第六の栄養素として加わり、
さらに抗酸化栄養素の「ファイトケミカル」も注目を集めています。
現代栄養学の視点から言えば、
私たちは毎日の食事で、これらの栄養素をバランスよく食べていれば、
健康を維持できると考えられています。
しかし、
酵素栄養学の立場からすれば、これらの栄養素は酵素の力なしでは、
体の中で十分に働くことができないのです。
私たちの体を「家」にたとえて、考えてみましょう。
家は長く住んでいるうちに老朽化が進んできます。
そこで、
壁を直したり、床のタイルを貼り直したり、屋根の瓦を修理したりしなくてはなりません。
このような家の材料を「栄養素」だと考えると、
いくらいい材料があっても、腕のいい大工さんがいなくては、
家をメンテナンスすることはできません。
そこで必要になってくるのが、「大工さん＝酵素」なのです。
築４０年、５０年と時間が経ってくれば（＝老化）、
水漏れ対策、壁の補修工事などが家には必要になってきます。
そんなときに、「優秀な大工さん＝酵素」と「質のいい材料＝栄養素」があれば、
家は適切にメンテナンスでき、いつまでも故障なく快適に過ごすことができます。
私たちの体を守るためには、ビタミンやミネラルといった栄養素に加えて、
酵素が欠かせないというわけです。
酵素が働こうとしていても、補酵素がなかったら酵素の働きができなくなるし、
逆に補酵素があっても、酵素そのものの働きが低下していたら、
いくらビタミン・ミネラルなどを補給しても、思ったほど役にたたないことにもなります。
補酵素として働くビタミンを詳しくみてみると、
特にＢ群のビタミンは体内で代謝に関与する補酵素の構成材料として、
重要な生理機能をもっています。
ビタミンＢ1は、糖質代謝の補酵素として、
ビタミンＢ6はアミノ酸やたんぱく質代謝の補酵素として、
ナイアシンは酸化や還元などの脱水素酵素として働いています。』
詳しくはこちらをご覧ください。
最後までお読み頂き誠にありがとうございました。
近年の「酵素」ブームで、「酵素」についてはよく知られてきましたが、
「補酵素」についてはまどそこまで知られていないのが現状です。
よく薬局で「コエンザイム」という文字も見るようにはなってきましたが、
いつも申し上げますように、自然の形で摂り入れることが大切です。
ちなみに私は、
玄米（解毒済み）とくろご（拙ブログテーマ「病気を治すための品物」）などから
補っております。
本当に素晴らしいものに気づかせて頂き誠にありがとうございました。