今回は、油について申し上げます。
油の注意点は、以前申し上げましたね。
日本は、ヘキサンという溶剤(灯油などに含まれる)を使った抽出方法を用いて
大量生産をしています。最後に、化学溶剤を加熱し揮発させるということでしたね。
この害は、はっきりとは言われていないようですが、
うちは、先日から「低温圧搾法」のゴマ油を使うことにしました。

以前申し上げましたが、日本人は湿度の多い気候であり、地域であり、もともとは油を使う料理はなかったようです。
更に、時代を遡れば、油は食材から丸ごと摂取することが自然の法則のようです。
人間の遺伝子には、氷河期のような飢餓時期を何度も乗り越えてきていますので
(過去の約300万年の人類史からみると、約7万年周期で大小さまざまな氷河期が訪れてお
り、人類はそれを乗り越えてきているようです。)
その際に、体に脂肪をつきやすくし、次の飢餓に備えるよう遺伝子のスイッチが入っていったようです。
現代人にも勿論その遺伝子があり、「油分」を美味しく感じるように体は対応しているようです。
よく言うダイエット後のリバウンドは、まさにその表れだと思われます。
とにかく、
日本人は、油が要らない気候であり、地域でありますが、時代の流れにより海外の食文化が入っ
てきて、油を多く使う料理は避けられなくなっています。(命がかかっていれば、避けれますが
ね。)
そこで、ある程度、油を使った料理も楽しむ場合、やはり安心できる油を使った方が
体にもいいし、気持ちも嬉しいと思います。
外食では、利益を出す必要があり、高価な油はまず使いません。
よって、自宅の油から少し変えてみてもよろしいかもしれませんね。
最後までお読み頂き誠に有難うございました。
先日、
知人の知り合いで〇〇ドーナツという飲食店にお勤めの方に話を聞かせて頂く機会を得ました。
以前私もよく行って食べておりましたが、度肝を抜かれました。
全ての店がそうとは言っておりませんが、
そこの店では、「油を2カ月変えていない」とおっしゃっておられました。
外食産業の競争はエスカレートするばかりです。その競争社会の中で、
すこしでもコストを減らすにはやむを得ないのかもしれませんね。
でも、私は行きません!命がかかっていますからね。