いつもブログを見て頂き、誠に有難うございます。
今回は、
ある一つの有効成分のみ抽出し、
体内に摂取し思わぬ反作用が出た研究発表について申し上げます。
アメリカの国立がんセンターとフィンランドの研究機関との共同研究でなされた発表です。
抗がん作用でよく知られる“βカロチン”を抽出し、単一成分で摂取すると、
かえってガンの発生が高まってしまったという
「喫煙者に対するβカロチンの効果」の研究報告です。
実験では、βカロチン抽出物を摂取していない人に比べ、
摂取者の方の肺がん発生率が高かったのです。
肺がんのみならず、狭心症、心筋梗塞の発生率も同様の結果となりました。
この信じがたい実験結果が示すものは、
「βカロチン単独で抗がん作用があるわけでなく、
余分なものとして捨てられていた成分と未知の成分の相乗効果で抗がん作用を
発揮していたことが証明されたことになります。
逆に、βカロチン単独では、有害であったことも証明したわけです。」
最後までお読み頂き誠に有難うございました。
どんな生命も、この世に存在している形は、完成形であり、
けっして無駄な成分はないのですね。
私たち一人一人も、すべて完成形であるわけですね。
「他人より劣っているとか」いうのは、人間の尺度で決めた優劣の物差しであり
自然の法則では、どうでもいいことなのですね。
せっかく、
貴重な命を頂いてきたのですから、他人と比較することなく
数十年のわずかであるが尊い人生を楽しく学ばさせて頂きましょうね。(笑)