しかし、甲田氏は、京都大学香月博志教授とともに
『断食中の脳のエネルギー源』を調べました。
すると、
通常100%ブドウ糖からエネルギーを得ていたのが
断食中は、
50%ケトン体(βヒドロキシ酪酸)
30%ブドウ糖
10%αアミノ酸
10%アセト酢酸
でした。
つまり、
半分は、ケトン体から得ているのです。
ケトン体は、
母乳中に多く含まれており
乳幼児期、脳がブドウ糖以外に使われているようです。
(京都大学薬学部、香月博志教授の研究より)
最後までお読み頂き誠に有難うございました。
人間の体はすごいですねえ。
飢餓状態には、6つの血糖を上げるホルモン
(以前申し上げました“血糖調節ホルモン”)や、
ブドウ糖以外のエネルギー源などを使うのですね。
また、酵素栄養学の方からも
いろいろと分かってきております。
それについては、後日申し上げたいと思います。
とにかく、
少食は、
凄い特典が付いてくるということは、間違いないようですね(笑)。
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