子供に伝える | ガン感謝!&パーキンソン感謝!~余命3ヶ月の末期ガンを完治!パーキンソン病を楽しむ!

ガン感謝!&パーキンソン感謝!~余命3ヶ月の末期ガンを完治!パーキンソン病を楽しむ!

2009年に悪性脳腫瘍と診断され、手術をし半身不随、放射線治療をし副作用で寝たきり状態、最後抗がん剤でしたが断り、余命三ヶ月宣告を受けましたが、様々な代替医療を試み完治しました。その後2020年にはパーキンソン病を発症しましたが、上手く付き合いながら余生を楽しむ!


私は、三つ目の病院に入院する前に『余命三ヶ月』を宣告されていました。いつどうなるか分からなかったので、自宅にある個人的な物を整理しました。



あの時は、確かに辛かったですが、不思議な感じでした。私がこの世にいなくなっても、『私の所有物は残るんだあ』ってね。とにかく、今必要最小限の物だけ残して、殆ど捨てました。『もう未練はない』と自分に言い聞かせました。その後、自宅で発作を起こし入院となりました。あの時、『ここへは、もう帰ってこないんだな~』と思いました。



入院中、敢えてこの世に未練があるとすれば、『子供達に、多くを伝えられなかったこと』でした。




自然界の動植物達にこの世の最重要課題が『後世に伝えること』と気付かせて頂き、『何とか我が子だけにでも伝えたい』という気持ちがありました。ただ、当時、我が子は、小学校二年生1人、保育園児2人の三人でした。電話でも手紙でも伝えにくかったのです。




そこで、思いついたのが、紙芝居でした。先日申し上げました宮西たつや氏の絵本をヒントに、伝えたいことをドンドン紙芝居にして送りました。今、思い出す題名を申し上げますと…『お父さんは、ウルトラマンだあ!自宅バージョン』『クリリンは幸せもの』『ウルトラ三兄弟の怖いものなし』『ウルトラ三兄弟の急がば回れ』『自然ってなぁに』『水ってなぁに』『地震ってなぁに(3.11以前)』『原発ってなぁに(3.11以前)』『ふんころがしの助け合い』…

おとうさんはウルトラマン/みやにし たつや
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ここで、とっても不思議だったのは、地震と原発について伝えたいと思って描いたのが、3.11以前だったことです。発病後、とにかく自我を捨てるように心掛け、目の前に起こることに委ねるようにしました。閃くことも『何か意味がある』と自分に言い聞かせて、大切にしました。本当に無意味そうなことも、“それは人間の尺度では、わかりにくいことなのかもしれない”とね。





幸い、私は、鍼灸師という仕事をしておりましたので、目に見えないものを扱う東洋医学の考え方が少しだけありましたから、自然に委ねやすかったのかもしれません。
今、おかげ様で、とても元気にさせて頂いております[みんな:01]。昨年から、近所の保育園や小学校へ訪問させて頂き、ボランティアで私の自作紙芝居を読ませて頂いております。何とも言えない幸福感を味わせて頂いております。本当にありがとうございます。[みんな:02]