脳は、まだまだ未知みたい! | ガン感謝!&パーキンソン感謝!~余命3ヶ月の末期ガンを完治!パーキンソン病を楽しむ!

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2009年に悪性脳腫瘍と診断され、手術をし半身不随、放射線治療をし副作用で寝たきり状態、最後抗がん剤でしたが断り、余命三ヶ月宣告を受けましたが、様々な代替医療を試み完治しました。その後2020年にはパーキンソン病を発症しましたが、上手く付き合いながら余生を楽しむ!

 脳科学の文献をいろいろと読ませていただきました。興味を抱いたところは、「記憶」です。多くの方がそうではないでしょうか?「もっと記憶力が良ければ…」という方は多くおられると思います。事実、社会のモノサシは記憶力の良いものが、”学歴”の形  で認められるようになっております。

 私の知る限りでは、大きく三つに分けられます。


抗がん剤(抗癌剤)を使わないガン患者のブログ

①爬虫類(トカゲなど)→②前期哺乳類(ネズミなど)→③後期哺乳類(サルなど)古いコンピューターに新しい機能を上乗せしていくようにどんどん発達してきたようです。

①脳幹(のうかん);呼吸、体温調節、血液循環など生命維持


②大脳(だいのう)辺縁系(へんえんけい);食欲、性欲、睡眠欲(3大生理的(せいりてき)欲求)恐怖や攻撃性、怒りなどの原始的な情動を呼び起こし、調節すること。記憶にも関与。


③大脳(だいのう)新皮質(しんひしつ);特に額の後ろ(前頭):考える、計画する、コミュニケーションをとる、批判するなど人間らしい能力を管理


 ここで気になったことが二点ありまして、まず一点は、「他の臓器は、進化の過程でどんどんその時期にあった変化をするのに、脳は古いものを残して上乗せであること」です。

もう一点は、「記憶の関与が②大脳辺縁系であること」です。

 

 人間は地球上の多くの動物より、記憶力がたけていて創造してきました。でも、それ以上に上乗せする必要があったんですね。それが、先ほどの③大脳新皮質です。何事も意味のあることだと思います。現時点の人間には確認する能力がないだけで。

 人間は、二年半で60兆個すべての細胞が、細胞分裂し入れ替わると2011年の現時点で医学的に言われております。(他にも5年という学者方もおられますが・・・)

 つまり二年半前とは別人なんですね。あえて物質的にいえば別物なんですね。でも、”意識”は当時のまま…不思議ですね。”意識”っていったいなんでしょう?

 私は、2年前病気になり左半身不随になりました。その時も、突如倒れて、左半身が動かなくなったのに、駆け付けた家族と対する”意識”は、まったく今まで通りなんですね。当然、その時は悲しい思いが強かったですが、テレビをつければ今まで通り、ニュース、天気予報が流れ、娯楽番組が放映されてる。

 そのとき、つくづく思ったことは、私は左半身の動き(運動野)でしたが、先ほど述べた五感を支配する領域が病気になっていたら、目も見えない、耳も聞こえない、触られてもわからない、とにかく真夜中の物音ない真っ暗な状態。でも、意識はいままでどおり。さらに、生命維持に関する所であれば・・・

 脳の記憶には、「獲得」「固定」「再生」があるようです。「獲得」「固定」は、かなり解明されてきたようです。最新医学技術により海馬や扁桃体など反応領域も確認され、記憶の種類もかなり分類されています。しかし、記憶の「再生」となると、どこをどう手をつけたらいいかが難しいようです。(コロンビア大学客員教授 池谷裕也氏)

 記憶の「再生」、つまり「今までの経験を思い出すこと」や「経験から学んだことを踏まえて考えたり意識したりすること」。同じ現象をみても一人一人思うことは違う。

 たとえば、草原に立っているとします。目の前を、一頭の駿馬が走ってきました。一人は、馬の足を見て、一人は、鬣をみました。馬の足をみた者は、馬の歩幅から蹄の状態など細分化して足を見ました。もう一人の者は、鬣の色や量や栄養状態、毛並み方向などを見ました。まったく同じ現象を経験していて思うことが違いますね。当然と言えば当然です。この二人の脳を、同じ条件にしても見る所が違うので、解明しようがないですね。

 本日も、無事に目が開きました。有難うございます。世界中に、朝目が開かない方は、何万人もいらっしゃると先日お聞きしました。一瞬一瞬を大切に生かせていただきます。合掌