(2)福祉を目指したきっかけ
中学、高校と数学が得意でしたので、大学もその数学だけで進める工業系を目指していました。
そのような中、高校3年生の夏休みに、地元にある有名な障がい施設の職場体験みたいなものがあったので、なんとなく参加してみました。
3日間通ってみて、「これだ!」と思いましたね。
人と接する仕事が自分には合っていると・・・
そこからが大変でした(笑)
高校3年生の夏休みに進路変更です。
数学しかしていませんでしたから受験勉強も間に合うはずがありませんので、先生に推薦でいける福祉系の大学を探していただきました。
福祉系の大学に進み、3年生からゼミで指導していただいた先生の影響により、福祉行政や社会福祉協議会に興味をもち、就職先としてその方面に進もうと思っていました。
在学中、いくつか実習があるのですが、その実習先としてもそういった場所を選び、多くのことを学ぶことができました。
福祉行政での実習では主に勉強していた生活保護をはじめ、福祉に目覚めた障がい分野のほか高齢者分野なども経験することができました。
大学卒業に必要な卒論は、当時まだスタートしていなかった「公的介護保険」について研究し、その制度と社会福祉協議会についてまとめることができました。
介護保険を研究したことが、結果的に今の仕事に活かされていると思います。
つづく
(1)現職に至るまで
(3)今の仕事の内容
(4)いま働いている施設の紹介
(5)そもそも有料老人ホームとは?
(6)わたしがこれから目指すもの、目標など