最強の№2・・・・久しぶりにガツンときたタイトルであり、一気読みをした。
著者の曽山氏はこのアメブロの会社、株式会社サイバーエージェント取締役人事本部長で1974年生まれ。(2013年4月15日現在)
これまで著者自身が経験してきたこと等が述べられている。
今回も本書を読むことで、多くの事を学び、共感したので、自分の考えを含め3点だけ紹介したい。
業績を伸ばしている会社や歴史的な革命の先導者には必ず「右腕」とも言える「最強の№2」がいる。
「最強の№2」を言い換えれば、誰かにとって「必要不可欠な存在になる」ということだ。
メンバー、上司、経営者、つまり会社にとって必要な人になれば、それは、社会にとって必要な人となる。
ガツンと私の心に響いたのはなぜだろう・・・
「最強」か「№2」か・・・どちらの言葉なのか? また、2つの言葉が合わさったせいだろうか?
本書を読みながら、また、今もブログを書きながら考えている。
自分の目標なのだろうか? 多分そうなのだろう。
最初から№2を目指していては、成長が鈍くなってしまう気もする。
トップになる、なれるは別として、自分がトップならばどのように判断するのか、現時点で何をすべきなのか等を考えていくということは、とても大切なことだと思う。
トップを考えることと、会社を支えていくということは相反するものではない。
「最強の№2」を目指すということは、成長が鈍くなるという「個」の考えではなく、会社組織である「チーム」として、また、私「個」として成長していくということなのかもしれない。
「この人たち」と一緒に成し遂げたいと思えるか?
会社はある意味「箱」でしかない。
幻想を抱きやすいが、それをつくっているのは、その中で働く人。
だからこそ「この人と一緒に働きたい、何かを成し遂げたい」という人に対する思いや覚悟が必要だ。
このことも深く共感できる。
チームとして動くのであれば、モチベーションの維持・向上に欠かせない要素の一つだろう。
逆に言えば、一緒に成し遂げたいと思わないのであれば、許されるならば私は仕事を変えるだろう。
だからこそ、私は同僚や部下たちから「一緒に仕事をしたい」と思っていただけるよう、また、一緒に働いていきたい上司たちの期待に応えるべく、更に自身として納得した仕事ができるよう、これからも努めていきたいと思う。
組織が良くなる仕組みを考え、提案しているか?
変化は自分でつくるもの。
普通に過ごしていれば、たいていの場合、慣れが増えてマンネリ化していく。
だからこそ、自分自身で変化をすることを習慣づけて、仕組み化することをオススメする。
このことは、今までのブログで何度も伝えてきたことである。
私の行動理念の一つでもある。
「変化に応じ、変化を起こす」
本書において、サイバーエージェント社の取り組みが紹介されていたので、忘れないようにここに記しておきたい。
今回のまとめ
① 最強の№2
② 会社は人なり
③ 続けるということは、変わり続けていくということ