京都の印象 part3「障害者手帳」 | ガシチの独り言

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精神障害者支援や原発撤廃運動や自然エネルギー推進運動関係などを訴えていきます。

障害者手帳

京都市は「障害者手帳で受けられるサービス」で障害者保護のために色々な施策を講じている。病院代の無料化や介護サービスの割引など多項目に亘っている。場合によっては、古刹拝観や映画観賞も無料で出来る。
 「精神障害者の社会復帰支援施策の現状と課題」にも指摘されているように「精神保健福祉の歴史の浅さに加え、長年の精神障害(者)への偏見や差別から、精神障害者の社会復帰支援に関す る施策は他の障害者のそれに比べて遅れているといわれる」のが現状だ。ただ喜んでいる場合ではない。最も遅れているのは施設=ハード面ではなく人材=ソ フトの面だ。
「生活保護の現状と問題」にもその点は指摘されている。
このところ、精神障害者や生活保護者に対する風当たりが強い。”偏見”と”無駄な税金の支出”というTVなどの取り上げ方がある。その風潮は強く、健常者の
見方を変えている。行政はそのスタンスをもろにねじ曲げられ、追随することを余儀なくされている。京都市は政令都市で最も生活保護費の支出率が高い。それ
はいいことではないのだろうか。大阪市が第2位になっているが、橋本新市長になってから「見直し」の方向に突き進んでいる。TVの論調も彼を指示している
かのようだ。
ただでさえ「偏見」と「差別」に苦しんでいる人達をこれ以上追い込んではならない。もっと柔軟に対応すべきだ。