インドネシアの極楽鳥 | ★★★南洋見聞録★★★

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インドネシアの首都ジャカルタで、旧宗主国オランダやオランダ領東インドの銀貨を中心にコインを収集しています。コインの話を中心に、見聞したことを気ままに綴っていきたいと思います。

 極楽鳥といえばパプアニューギニア、パプアニューギニアといえば極楽鳥、というのがコインの世界では常識となっています。

 

 

 

 

 

インドネシアとパプアニューギニアは隣国同士の関係にあるのをご存知ですか?  というより、ニューギニア島の東半分がパプアニューギニアで、西半分はインドネシアの領土になっているのです。

 

 

 

 

 

ですから、当然インドネシアにも極楽鳥は存在します。実は、1971年発行のインドネシアRp50コインのデザインには極楽鳥が採用されています。

 

 

 

 

 

 

インドネシアRp50白銅貨1971年銘

直径  24mm

重量  6g

 

1971年単年発行ですが、大量に発行されるので、安価に買えるコインです。

 

 

 

 

飾り羽根が細部まで精巧に刻印されていますね。このコインが白銅ではなく、銀貨で発行されていればもっと人気が出たと思うのですが・・・、良いデザインだけに少々残念ですね。

 

このコイン、発行から既に50年も経っているんですね。アンティークコインの仲間入りまでの折り返し点を通過中!。でも頻繁に流通したためか、発行枚数が多い割には好状態のものは少なめです。

 

 

 

 

好きなデザインのコインなので、傷や摩耗が無く、製造時のラスターを残す未使用のものがあれば入手するようにしています。