極楽鳥といえばパプアニューギニア、パプアニューギニアといえば極楽鳥、というのがコインの世界では常識となっています。
インドネシアとパプアニューギニアは隣国同士の関係にあるのをご存知ですか? というより、ニューギニア島の東半分がパプアニューギニアで、西半分はインドネシアの領土になっているのです。
ですから、当然インドネシアにも極楽鳥は存在します。実は、1971年発行のインドネシアRp50コインのデザインには極楽鳥が採用されています。
インドネシアRp50白銅貨1971年銘
直径 24mm
重量 6g
1971年単年発行ですが、大量に発行されるので、安価に買えるコインです。
飾り羽根が細部まで精巧に刻印されていますね。このコインが白銅ではなく、銀貨で発行されていればもっと人気が出たと思うのですが・・・、良いデザインだけに少々残念ですね。
このコイン、発行から既に50年も経っているんですね。アンティークコインの仲間入りまでの折り返し点を通過中!。でも頻繁に流通したためか、発行枚数が多い割には好状態のものは少なめです。
好きなデザインのコインなので、傷や摩耗が無く、製造時のラスターを残す未使用のものがあれば入手するようにしています。