ひまわりとダイヤモンド | ★★★南洋見聞録★★★

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インドネシアの首都ジャカルタで、旧宗主国オランダやオランダ領東インドの銀貨を中心にコインを収集しています。コインの話を中心に、見聞したことを気ままに綴っていきたいと思います。

コロナの影響で大規模移動制限が発令されていた去年の5月に、自宅の前の空き地にひまわりの種をまいてみました。程なく開花し、それ以来1年近くずっと継続して花を咲かせています。さすがは熱帯です。熱帯の空の下ではひまわりの黄色が映えます。

 

 

 

 

 

 

さて、今回のコインも以前紹介したことがありますが、前回の記事が消えてしまったので再度取り上げてみます。

 

 

英国エドワード8世関連のコインをサブテーマで収集していますが、こちらは以前英国を訪問した際にロンドンのコイン商で見つけ衝動買いしたトークン銅貨です。

 

 

英国王エドワード8世はビクトリア女王の治世下の1894年に生まれました。そのエドワード8世の少年時代の肖像が描かれたものです。1900年頃に発行されたものなので6歳くらいの時の肖像です。

 

 
 
当時、曽祖母のビクトリアが女王、祖父(後のエドワード7世)が皇太子、父(後のジョージ5世)はヨーク公でした。そのため、この少年の肩書きは「PRINCE EDWARD OF YORK」になります。
 
 
後に即位して1年足らずで王位を放棄することになるとはこのときは誰も予想はできなかったでしょうね。
 
 

 

 

裏面はトランプのダイヤ。シンプルなデザインです。
 
実はこのトークン、当時の英国王室4人の肖像で4枚セットで発行されました。4枚セットだから裏面のデザインにトランプのマークを採用したのでしょうか?
 
 
 
 
ヴィクトリア女王の裏はハート、皇太子(後のエドワード7世)の裏はクラブ、ヨーク公(後のジョージ5世)の裏はスペードになっています。遊び心があって良いですね。一体どういった場所で使用されたトークンなのでしょうかね?