ヴィクトリアマイル | A Light In The Black

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一応、番組読みがベースですけど…

過去、2回しか行われていないこのレース。「勝負!」には行けないけど、軽~くチャラチャラ買ってみようか、って材料を発見しました。

2006年 第1回ヴィクトリアマイル
  1着 ダンスインザムード 桜花賞1着馬
  2着 エアメサイア    オークス2着馬
  3着 ディアデラノビア  オークス3着馬

2007年 第2回ヴィクトリアマイル
  1着 コイウタ      秋華賞2着同枠馬
  2着 アサヒライジング  秋華賞2着馬
  3着 デアリングハート  桜花賞3着馬

「すべてのゾロ目は2着枠で発生する」「ゾロ目の1着馬は2着同枠馬でしかない」の基本に則るならば昨年のコイウタは1着馬ではなくて2着同枠馬。なんと、3歳クラシック(秋華賞含む)の着順そのまんまで決着してるんです。

巷の噂ではヴィクトリアマイルは来年、GIに昇格するそうです。正式発表は当然、まだなんで来年昇格する、という前提の下で話を進めます。

ヴィクトリアマイルは古馬戦であり、国際戦。同じカテゴリーを考えるならばエリザベス女王杯に倣いそうなものですが、実際には上記のように3歳戦が鍵になっているようです。
何故?
JRAは今日の状況を3年前の時点でわかっていたのではないか、と。創設初年度こそ国際GIとして施行されながら、翌第2回と第3回は古馬唯一のJpnIとして施行され、3回の開催を経た後再びGIに返り咲く。本当のスタートは第4回になる、と。そこで、この3回をパックにして闇に葬ってしまおう、と。なるほど3回を一纏めにするのは彼らの常套手段だな。3回のうち、2回はJpnとして施行されるのでそれならば同じJpnで施行される3歳戦をターゲットにする…。ありそうな話。

まず第1回。国際パート1入りする前なのでGIとして施行される。当然三歳牝馬戦もGIとして施行されている。桜花賞ならば距離も一致する。で、ダンスインザムード。しかし、第2回は少々やっかい。Jpn化されるからだ。一方、ここに持ち込まれる三歳牝馬戦歴はいずれもGIである。どうせ○粗ならばいいんじゃないか、とも思うが彼らは1着馬の空洞化という方法を選択した。カワカミプリンセスやキストゥヘヴンといった1着歴馬の同枠には2着歴馬を同居させて殺し(1着歴よりも2着歴の方が戦歴的影響力は強い。1着馬不在のレースが存在しても2着不在のレースは存在しないから。それだけ1着という存在は脆弱にして崇高なものであると考える)2着歴を持ったAライジングの同枠に2着同枠歴を持ったコイウタを同居させた。

そして今年、第3回。過去2回があまりにストレート過ぎる故に結構不安なんだが、今年までは使ってくれると信じたい。そして来年、本当のヴィクトリアマイルがスタートする!

と、締めるとこだった…。アブね~。
昨年ゾロ目を使ったのはJpn歴を持った馬の登場を待ったから。今年はそのJpn歴が遂に持ち込まれる訳だからこれを使わない手はないだろう。狙いは4歳馬。キストゥヘヴンの桜花賞1着歴は少なくとも今年は不要なはずである。該当馬は5頭。

ウオッカ     桜花賞2着、秋華賞3着(2着同枠)
ピンクカメオ   オークス2着同枠
ベッラレイア   オークス2着
レインダンス   秋華賞2着
ローブデコルテ  オークス1着、秋華賞2着同枠

ローブデコルテの取り扱いが微妙。自身の秋華賞2着同枠歴がオークス1着歴を殺さなければ◎はローブデコルテかと。2着歴なら完全にアウトと考えるんだが、2着同枠歴はどうなるか…。
3着歴を持ち込んでいるのはウオッカだけ。故にこれを3着に。ベッラレイア、レインダンスの同枠にピンクカメオやローブデコルテが入れば2年連続のゾロ目決着もあるかもしれない。