NHKマイルカップ | A Light In The Black

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一応、番組読みがベースですけど…

一昨日からロジック型の勝利を挙げているが、もう一つの可能性を。もしも、ロジックの勝利が朝日杯馬の出走に起因するものでないとしたら?

ロジックの勝利したマイルカップは第11回。ゾロ目開催である。それ故に勝利したとしたらば、今年はこのタイプの勝利は当然ないだろう。閉幕の第10回、ゾロ目の第11回、そして新生の第12回を経て今年の第13回が開催される。確かに昨年は初めてJpnIとして施行されたこのレースである。今年はそこから何かを受け継ぎ、また何かを新しくしたレースが展開されるのではないか、と。

昨年はまだ記憶に新しいピンクカメオの大爆発。第12回という新生戦、かつ初のJpnレース。当然ピンクカメオはそれまでにない新しい戦歴を引っさげてこのレースを制した。桜花賞敗退馬によるマイルカップ制覇。この予兆はそこから2年前に遡る。ラインクラフトが勝った第10回の閉幕戦。このとき、ラインクラフトは桜花賞馬として初めてマイルカップを勝利する。そしてゾロ目開催のロジックを挟んで桜花賞敗退馬ピンクカメオがマイルカップを勝利したのが昨年の話だ。前述のように昨年は新生戦だったが、番組表でのマイルカップの設定はGI。それがJpnとして施行されたわけで、これは立派な粗大ゴミだった。故にピンクカメオは超弩級の万馬券を炸裂させたわけだ。当然、正規になった真・新生マイルカップにピンクカメオの出る幕はないだろう。しかし、今年のマイルカップで手がかりとなるのもまたピンクカメオではないか、と。
前述のようにピンクカメオは桜花賞敗退馬として初めてマイルカップを制した馬である。この馬が示したもの、それはクラシック敗退馬によるマイルカップ制覇への道ではなかったか、と。今年は桜花賞、又は皐月賞を負けた馬にチャンスがあるのではないか、と考え始めている。ターゲットは皐月賞。桜花賞の可能性についてはラインクラフト→ピンクカメオが示してくれた。次は皐月賞ではないかと思う。前例に倣うならばラインクラフトを探すべきではないか、と。ラインクラフトは桜花賞馬。では皐月賞馬か?そんなのは出ていない。ラインクラフトが辿った軌跡は報知杯FR1着→桜花賞1着。トライアルで優先出走権を獲得したうえで桜花賞を制した馬だ。今年の出走馬の中に皐月賞組は3頭いるが、そのなかで優先出走権をもって皐月賞に出走した馬は一頭しかいない。

◎ブラックシェル

この馬の戦歴は報知杯弥生賞2着→皐月賞6着。ラインクラフトと同じ報知杯の冠を持つ弥生賞で優先出走権を得た後、皐月賞を6着する。6着は掲示板に載らない最先着、すなわち裏1着である。武豊からの乗り代わりで少しでも人気を落としてくれることを願う。

今年のマイルカップが真・新生戦であると述べたが、JRAの発行するレーシングプログラムも実は第1回のタイキフォーチュン。2着は弥生賞2着だったツクバシンフォニーだった。タイキフォーチュンの毎日杯1着歴に対してブラックシェルがディープスカイを連れてくると綺麗なんだが…。