「星座になれたら」 | ロバ耳ブログ 

ロバ耳ブログ 

王様の耳はロバの耳

 本日は九州で大火事ですか。昨日は目が痛いから休んだけど、成田空港で盛大にやらかしております。大変な年明けですね。
まだ3日って、皆さんゆっくり過ごしてるはずなのに。


 昔、七尾市まではドライブで行った事がある。勢いで珠洲の岬まで行こうと思ったけど、距離が遠いので断念したのを覚えています。やっぱり激震と津波で、大きな被害になってますね。今日のは、元日に書こうと思ってた話だけど、まあ呑気な内容ですよ。

とりあえず、被災した人たちが、先ずはゆっくり休めるよう願います。

他の事故も、何やらキナ臭いですよね。先の大戦時、お正月って、どんな雰囲気だったのかなあ、なんて思ってしまいます。



 昨年は、ゾンビランドサガが最後に印象的な作品でした。アニメなんて殆ど見ないけど、これは面白い作品でした。歌が良いんですよ。普通、アイドルものとか、そういった作品は内容先行で、歌とかは適当な感じ。ところが、むしろ曲の方が本命なのかって思うくらい、ちゃんと作られてる。

進撃の巨人の曲もそうです。そっちの評価が、音楽の分野で高くなされてます。音楽から作品に入って来る逆の現象が起きてる。テレビや芸能界全体が、あんな調子だから、才能が全部こっちに流れてしまってるように感じます。



 そんな才能の一つ、ぼっちざろっく。これも観てはいませんが、密かに世界中でコアなファンを獲得した作品。高校生の独りぼっちの娘が主人公。一人でエレキギターを弾いていて、凄く上手いって設定でしょうね。
極端に人見知りで、故に周りに溶け込めずに独りぼっちになる。今は、コミュ障。コミュニケーション障害なとど病名にされていますが、これも酷い話です。病気に診断して、製薬会社が抗うつ剤を売って儲ける構造上での話ですからね。

引っ込み思案とか、人見知りが正しい表現で、何の障害でもない。




何でも精神病にして、製薬会社が儲かる仕組み。世界中が30年前からこれに飲み込まれています。


そして、この作品は、そんな主人公が、音楽を通して人の輪に徐々に入って行く物語。洋の東西を問わず、コアはファンを増やして居る背景でもある。大人が喋りかけなければ、子供は喋れる様にならないし、三年以上も子供にマスクを強いている日本社会には、深刻な問題提起でもありますね。



 アニメ音楽関連で、今回、この作品の音楽も知りました。そして、こちらも、作品の中身もでしょうけど、音楽性に強くこだわったものだと分かります。実際に、アニメの影響だけで、CDショップで非常に売れていた様です。
女子高生のバンドの設定なので、ギターとドラムとベース。特に凝った音源が無いだけに、その曲と歌詞が凄く良く仕上がってますね。小細工なしに、まだこんな音楽が作れるのかと感動しました。


 二曲しか聴いて無いけど、そのうちの一つが「星座になれたら」。この歌詞が気に入りました。友情とか愛情とか、それを歌っているでもなく、君、君たち、って意味の方が合ってるかな?

線で繋いで星座になりたいって歌です。そこに存在するって事が意味、何ですよね。



 便乗するつもりは無いけど、これって私が成人してから持つ様になった世界観でもあるんですよね。線で繋いで星座になるって発想は無かったけど、私がこの世界に持っているイメージは星空なんです。

今は亡き叔父貴が私にくれた、最大の贈り物が、北海道の夜空の満天の星でした。滝の上ってところで、二週間ほどキャンプで過ごすって企画に従兄弟と放り込まれた。その時の満天の星空です。



 都市部だと、特に星なんて数えるほどしか見えて無い。だけど本当はね、何にも無さそうな、真っ暗に見えるところも、無数の星で埋め尽くされているんですよ。今の滝の上町だと、もう地上が明るくなって、そこまで見えないかも知れない。目を凝らすと、星が空を埋め尽くしていたので本当に驚きました。
40年以上前か。多分、視力は3くらいあった頃です(笑)



 私の名前が陽でしょう。太陽から貰った名前なんですよ。小さな頃はノリと勢いの子供だったけど、成長して大人しくなった。普通の雰囲気だから、「名前負けしてるんとちゃうか」なんて言われた事もあります。

だけど違うんですよ。太陽はね、地球にとっては特別な存在だけど、宇宙では普通に星なんです。この世界ではね、超新星だのクウェーサーだと白色矮星、赤色巨星って、凄いのがゴロゴロ存在するんですよ。

他の地球から見たら、太陽なんて星座にすら数えられないくらいです。


私はね、名前に気負いは全く無くて、自分が星なら、皆んなも星なんだって思ってます。で、女性にはなんなんですけど、星は全部が男性だと思ってました。今は違うけど、昔はそう思ってた。

そして、それぞれが地球、つまり女性を伴侶にして、そこに命が宿る。それが世界には無数に広がっていて、星団とか銀河とか、銀河団なんかを作ってる。


これが私の世界観なんですよね。だから、星が輝けなくなる様な世界は間違っている、ってはっきり思うんですよ。


 高校を出る頃に、このままだと社会が極端に二極化して行くって父親に話しました。そしたら、だったらもっと勉強しろって言われました。要するに、分かっているなら勝ち組を目指さんかい、って事です。
だけどね、それだと私の世界観がぶっ壊れるんですよ。そして、それは本物じゃないって強く思うんですよ。



 もう都市部では、深夜になっても星座を探すのも難しい。近代社会が発展して、夜のイルミネーションが輝けば輝くほど、本当の世界が見えなくなる。
私は運良く、それを見る事が出来たけど、知らないまま死んで行く人の方が、今は圧倒的に多いと思います。

街頭も含めて、全ての電気を消す。そんな行事があった方が絶対に良い。日本は治安が良いし。そしたら、見えないだけで、そこに存在し続けているものが見える。



 トンボやコウモリ、雀にも私は気を配っている様に見えるでしょう。それは動物や植物が好きな優しい性格とかじゃないんです。彼らも、私には星に見えているから、だから消えて行くのが残念なだけです。




 事は龍が起きてくれると良いですね。昨年に見つかった、福島の巨石。あれは龍の玉で間違いないです。龍が目を覚ませば、日本人も目を覚す?

ちなみに、私の兄、長男には竜、次男には地、が名前に入っています。神獣みたいな名前ですね(笑)