帰宅して来まして、ラジオをポチッとな。
国会中継でした。誰が質問しているのかと思いきや、いきなり「元気ですかー！」のシャウト。
慌てて放送を切るＮＨＫ。
ああ、あのアホか。いやいや、失礼。あのアゴか、の言い間違いです(笑)
おそらく、アゴに投票するような残念な頭脳の持ち主たちは、国会など何の興味もないのでしょうね。こういう国会を見ると、やはり民主主義には問題があると言わざるを得ません。邪魔です。
私が勤めていた小さな製作所では、国会中継をテレビで流していましたよ。お爺さんの常務や工場長が、そういうのを聴いているんです。小さな製作所ですから、政治や国際情勢に敏感なんですね。
私はそういう会社で力なりたいと頑張ったんですけど、取引先が丸ごと消えて行く時代でしたから、気持ちでどうなるものでも無かった。
これ、言い訳ですかね？
ところで、荒波にも耐えて生き残った企業。これが立派な企業なのかと言えば、…。どうなんでしょう。基本的にはそういう事なんですか？
日本人は戦後、ひたすら前だけを見て、アメリカに追いつけ追い越せと経済拡大には頑張って来ましたよ。しかし哀れ日本人は、頑張れば頑張るほど貿易摩擦を呼び、それが高度に政治的な理由によって円高を招き、自分たちの首を結果的に絞める原理に気づかない…。
いや、気づいていても、日々頑張る以外にないのですが、少なくとも気づいていてもらわないと話にならない。従って経済論壇でも国会でも、全く話にならないわけです。
私は今回、初めて派遣で働いているのですが、これは社員などではなく、時間も契約通りに守られると判断したからです。もうねえ、私の世代では会社はダメですよ。私の世代が会社にいても、報われる事はまあ無いのでは？
自分が経営に参加するような立場じゃなく、雇われているだけであれば、尚更でしょうね。数も多く、足を引っ張るだけの猛者も少なくない。団塊って、育てられ方がかなり歪んでますね。
そんな話はどうでも良いんですよ。問題にしたいのは、要するに派遣社員たち。
初めて派遣で働いて、今二年目なんですけど、前のところは派遣と言っても、そこから社員を探したい会社だったので、まだ一緒に働いている感はありました。ところが、今移った企業は、派遣に完全に丸投げ。もう完全に奴隷として働かせていますよ。入ってすぐ、皆さん魚のような目になっているので、直ぐに察しはつきましたけどね。