こんにちは。
ガーネット美容整形外科です～
いつもお越しいただき誠にありがとうございます。
鼻の手術の中でも人中部位から始まる鼻柱の形を改善させる
鼻柱下降術－鼻唇角矯正に対して
実際に当院で手術した症例から詳しく説明します。
鼻手術をする前に考える大事な鼻の部位は？
鼻手術をする前に考えるべきの部位は鼻筋と鼻先の形、高さも大事ですが、
バランスよく綺麗な横顔のラインのためには鼻柱の形と鼻唇角の角度等も大事な要素です。
鼻のバランスは正面からもですが、側面から見た時の鼻先＋小鼻＋鼻柱の形で
美容的に大事な関係があります。
鼻柱と小鼻の形関係によって多様な分流ができます。
印象が変わる大きい部分でもあります。
鼻手術の相談でも鼻柱、小鼻、人中の長さ等
細かい部分まで確認する場合も多いです。
鼻柱の凹み？鼻柱陥没？
小鼻(鼻翼)より鼻柱が鼻穴の方に凹んでいる鼻の状態を鼻柱陥没・鼻柱凹みと言います。
小鼻が下がっている場合、鼻先が下がっている場合も多いです。
特に以前、鼻手術をした方の場合は鼻先の高さが足りない場合や
陥没矯正をしていなかった等の原因があります。
鼻手術後の炎症や拘縮、人中縮小手術による傷跡の原因もあります。
この患者さんの場合は以前に人中縮小手術を受けて傷跡が残て
鼻柱の凹みが酷くなって鼻先も低くなったケースです。
CT写真を見ると以前、使用したプロテーゼの長さも長く
鼻唇角の角度が90度以下になっています。
鼻先部位につっかえ棒を作らず、鼻先までプロテーゼで高くしたせいで
良い結果も出ないし、このような方法では鼻柱と鼻唇角の矯正ができないです。
鼻柱の凹みがあって鼻唇角の角度が90度以下になると口元が突出して見えて
綺麗な横顔のラインができず、バランスも崩れてしまいます。
もちろん、手術後の結果も…
鼻柱・鼻唇角の矯正は鼻柱下降術・鼻柱下げ術で‼
鼻柱下降術で使用する材料は現在の状態によって差はありますが、
自家組織の軟骨を採取して使います。
鼻柱下降術で一番、良い自家組織は肋軟骨です。
特に以前の鼻の手術でできた酷い傷跡組織による鼻柱の凹みを支えるためには
丈夫な軟骨が必要です。
鼻柱下降術の手術法は？
鼻先の軟骨の間に肋軟骨の切れ端を利用して鼻中隔延長をします。
鼻先を下げながら鼻柱を下に下げる方向に鼻中隔延長を行うべきです。
過去の手術による癒着組織を繊細に剥離して
皮膚がよく伸びるようにすることが大事です。
プロテーゼは鼻筋部分の高さを出す役割としてデザインして
鼻先の部分は自家組織でつっかえ棒で支えながら手術を行います。
自家肋軟骨の切れ端で凹んでいる鼻柱部分を下げて
鼻唇角部の傷跡組織を分離した後にこの部分に肋軟骨の切れ端を
再び移植して角度を改善させます。
鼻柱下降術の直後のイメージで結果を確認してみます。
まず、正面の写真で
手術前の小鼻の長さより鼻柱が短かったですが、
肋軟骨を使用して手術した後には陥没していた鼻柱部分の矯正で
小鼻の長さまで長くなっているのが確認できます。
側面からでも陥没していた鼻柱が小鼻の長さまでに長くなって
鼻唇角の角度も90度以上に矯正できて
突出口に見えた部分も改善できました。
下がった鼻柱によって人中縮小効果も得られたことも確認できます。
人中縮小術と鼻手術はどちらが先？
よくある質問ですが、
最初の鼻手術の場合は全体のバランスを確認した上に
同時に行う場合も多いですが、
上記の症例のように再手術の場合は
既存手術でできた傷跡の癒着度とつっかえ棒になる組織の確認等が
必要ですので、できれば、鼻の形をよくさせてから
それでも気になる人中の長さ調節をすることをお勧めします。
症例を通して鼻柱下降術の説明しましたが、
気になる部分、他の質問等がある場合は
いつでもお気軽にLINEまで連絡ください～
ありがとうございます。
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