「ヴェノム」(2018年) の続編。
監督：アンディ・サーキス
カーネイジ
(=大殺戮：だいさつりく、大虐殺)
大殺戮を引き起こせ
大殺戮を生じせしめよ
(みたいな意味らしい)
ヴェノムと宿主のエディの関係が
ますますイイ感じになったり
最悪になったりする上に、
赤くてヤバいヤツが登場し
すったもんだする。
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ヴェノム
／エディ・ブロック
(トム・ハーディ)
エディは
前作の「ヴェノム」(2018年) で、
似た者同士のヴェノムの
宿主になった元敏腕記者。
現在はスクープ記事も書けず
パッとしない生活が続いている。
しかも
元カノに、まだ未練タラタラ。
(いい加減にしろ)
エディに寄生したヴェノムは
エディが決めたルールに従い
人間は(悪人でも)捕食せず、
人間の脳に存在するフェネチルアミンが
成分に含まれているチョコレートか、
チキンを食べることを
守っている。
(エディが抱っこしてるのは
ヴェノムのペットのニワトリちゃん。
ニワトリちゃんは
ヴェノムの非常食ではなく、
普通に可愛がっている模様)
エディは
ヴェノムに
取材中はクチを挟むなと
いつも言っていたが、
ヴェノムは
取材中にエディが見落とした
未解決事件のヒントに気付き
遺体の遺棄場所を割り出すことに成功する。
あんなことや
こんなことがあり、
エディとヴェノムは大喧嘩して
離れ離れになったりもしたが、
似た者同士の2人は
お互い、
出会うまでは
”負け犬人生” で
今の自分を
”特別” にしてくれたのは
お互いの存在だと再認識し
絆を強める。
カーネイジ
／クレタス・キャサディ
(ウディ・ハレルソン)
連続殺人罪で
サン・クウェンティン州立刑務所の
独房に収監されていた。
クレタスは
自ら希望して
エディを面会者として
独房に呼び寄せ、
独占取材で
クレタスの告白記事を書けば
またトップ記者に返り咲けるぞと言い、
ファンへのメッセージと偽り
もう一人の自分のような存在の
愛する女性に向けた俳句のような
メッセージを語る。
(確か 、エディが
「まるで ”Haiku” じゃねーか？」って
言ってた)
取材後、
ヴェノムが
クレタスの独房の壁に描かれていた
不気味な絵を頭に焼き付けて帰り、
それを基に
不明だった被害者の
死体遺棄現場を推理し
遺体が発見されたことで
クレタスの死刑が確定した為、
クレタスはエディに
強い恨みを持った。
クレタスは
刑の執行の前に
再度エディに
独占取材を要望し、
取材に来たエディに
自分は父親の虐待のせいで
シリアルキラー(連続殺人犯)になったと
打ち明けた。
(いや、
個人的に思うんだけど、
親の虐待を受けて育った場合、
人によっては
自分自身がこの世を去るまで
一生、
心の傷や
親に対する負の感情は
消えないかもしれないが、
虐待を受けて育った全ての人が
犯罪者や
ましてやシリアルキラーには
ならないと思う。
クレタスの場合、
仮に
父親の虐待で
彼の心の中の悪いスイッチが
入ってしまったとしても、
幼少期に
自分の祖母や母親を殺して
大笑いしていたのは異常だよ…。
どんな祖母、
どんな母親だったかは分からないが、
彼はその異常行動により
聖エステス矯正施設に入れられた…。
たぶん
何となく、この人は
ナチュラル・ボーン・キラー
／生まれながらの殺人鬼だと思う…。
(違？)
そう言えば、この俳優さん
ナチュラル・ボーン・キラーズに
出演していたよね…)
そして、
クレタスは語り続け、
エディも
難産で
この世に生まれ落ちたと同時に
母親が亡くなったせいで、
自分と同じように
父親からも
死んだ母親からも
恨まれて育った仲間だと
言ったため、
それを聞いていたヴェノムが激おこし、
思わずエディのカラダから出て
クレタスに血が出るほど嚙みついた。
クレタスの傷口から
シンビオート
(=地球外の寄生生物)である
ヴェノムの細胞が感染し
クレタスは
ヴェノムを介した
シンビオートの宿主となり
共生体：カーネイジとなった。
クレタス自体がクソみたいなヤツだから
共生体のカーネイジも
めちゃくちゃヤバくて、
カーネイジはクレタスに
「生みの親(=ヴェノム)を殺せば
俺たちは最強コンビだ」と言い、
ヴェノムもエディに
「 ”赤いヤツ” は凶暴でヤバい…。
勝つ気がしない…」と言った。
フランシス・バリソン
(ナオミ・ハリス)
特異体質で、
超音波のような声を出し
相手を攻撃したり、
物を破壊したりする。
クレタス・キャサディとは
幼少期に
聖エステス矯正施設で出会い
両想いになっていたが、
フランシスは
レイヴン・クロフト研究施設で
その能力を
極秘に研究されることになり、
2人は
引き離された。
移送中、
フランシスは超音波の声を出し
逃亡しようと試みたが、
移送車に同乗し
フランシスを警護していたマリガン刑事に
左目を撃ち抜かれてしまった。
その後フランシスは
研究施設で厳重に警備・管理され
実験材料となっていた。
あんなことや
こんなことがあり、
最愛のクレタスと再会し
2人の結婚式の立会人として
拉致してきたマリガン刑事に
左目の復讐をしようとしたが
フランシスの発する声が
カーネイジを怒らせ
フランシスは
カーネイジに殺されてしまう。
(あ～あ…)
愛するフランシスを殺された
クレタスは
カーネイジから分離しようと
もがき、
完全に離脱し、
カーネイジは小さな
アメーバの固まりになった。
パトリック・マリガン刑事
(スティーヴン・グレアム)
(ヴェノムが
マリガン刑事の頭を食べようとして
エディに「やめい！」と言われるシーン。
マリガン刑事は
ヴェノムに気付いていない)
サンフランシスコ市警の刑事。
以前、
フランシス・バリソンを
レイヴン・クロフト研究施設へ
移送、警護した際、
逃亡しようとしたフランシスに
超音波の声を間近で浴びせられ
命からがら
彼女の左目を撃ち抜き阻止した。
マリガンは、
フランシスは
自分の銃撃により
死んだと思っていた。
現在、
マリガン刑事は
クレタス・キャサディの
連続殺人事件の捜査を進めており
クレタスが刑の執行前に
面会していた記者のエディ・ブロックを
取り調べることにした。
そして
あんなことや
こんなことがあり、
フランシスが
クレタスとの結婚式の立会人として
マリガン刑事を拉致して連れてきて
復讐で
マリガン刑事の左目を
指でつぶして殺すんだけど、
最後の方で
マリガン刑事の両目が
明るい青色に光るシーンがある。
これって続編への示唆？？？
アン・ウェイング
(ミシェル・ウェイング)
エディの元婚約者で弁護士。
久々に
エディを呼び出し
医師のダンと婚約したことを告げる。
ショックを隠し切れず
曖昧な表情を見せるエディに
「あなたは
ジェットコースターのような人。
いつかは降りなきゃ…と思いながら
付き合っていた。
でも、
今カレのダンは安心できる人」と言い、
エディの中にいるヴェノムに
「彼のことをヨロシクね。
ダメな人生にしないでね。」と頼む。
あんなことや
こんなことがあり、
アンは
警察署で
事情聴取を受けているエディに
弁護士として呼ばれ、
エディのカラダから離れて
行方不明になっているヴェノムを
婚約者のダンと一緒に
探し出すことに成功するが、
フランシス・バリソンに
結婚式の立会人として
拉致される。
ダン・ルイス
(リード・スコット)
アンの婚約者。
外科医。
誠実。
善人。
アンの元カレのエディにも
好意的に接する大人。
アンを拉致したフランシスと
クレタスの結婚式に乗り込み、
ヴェノム (と、エディ)に加勢し、
ピンチを救い、
カーネイジ (と、クレタス)は
完全に共生しておらず
分裂しかかっていることを見抜き、
苦戦を強いられ
ほぼ諦めかけていたヴェノム (と、エディ)に
知らせ
勇気づけた為、
ヴェノム (と、エディ) は
戦意を回復させた。
チェンさん
(ペギー・ルー)
エディ(と、ヴェノム)が行きつけの
コンビニ店主。
ヴェノムに
店をチンピラから守ってもらっている。
エディから分離し、
新しい宿主探しで疲れ果て
途方に暮れるヴェノムに同情し、
一時的に宿主になった。笑
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終盤
エディ(と、ヴェノム)は
南の島でのんびりバカンス。
滞在中のホテルの部屋のテレビで
『スパイダーマンの正体は
ピーター・パーカーだ』という
ニュースが流れてくる。
つまり
ヴェノムの次回作は
『スパイダーマン
／ファー・フロム・ホーム』
以後のお話になるのかな？