NF4の欠かせぬアイツ - The New Fantastic Four - | トイ&コミックのガリンペイロ

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H.E.R.B.I.E.!

ハービー!!

ハービーはマーベルコミックスのファンタスティック・フォーシリーズなどに登場する自律思考型ロボット。

Highly Engineered Robot Built for Interdimensional Exploration(異次元探査のために設計された超高性能ロボ)の頭文字を取ってH.E.R.B.I.E.と名付けられた。

リチャーズ夫妻の子であるフランクリン/ヴァラリア兄妹の子守りロボットとしてのイメージが強いが、ハービーのオリジンには意外なものがある。

 

ハービーの"コミックでの"初登場は1979年。

Fantastic Four #209で、ギャラクタスの行方を探査するためにミスター・ファンタスティックによって設計/製造されたのが始まりである。

ちなみにこの時のハービーは前述のものとは違い、

Humanoid Experimental Robot B-type Integrated Electronics(人型実験ロボットBタイプ 統合エレクトロニクス)の頭文字を取ってハービーであった。

今をしても通用するモダンフューチャーな外見のデザインはジャック・カービィ御大、名前と設定はスタン・リー御大による由緒正しいキャラクターである。

 

この後、ハービーはF4メンバーたちと冒険を続けることとなり、時に破壊されたり故障したりのハプニングに見舞われつつもその都度リビルドされ、長く愛されるキャラクターとなったのであった。

 

さて、コミックでのハービー初登場時はこのようにカバーでハービーの登場が喧伝されるという力のいれようであった。

 

それもそのはず。

ハービーは コミック登場以前から人気キャラ

ハービーの初登場はコミックではなく1978年から放映されたアニメ「The New Fantastic Four」シリーズで、アニメからコミックに逆輸入されたキャラクターだったのだ。

 

「The New Fantastic Four」は日本で言う「宇宙忍者ゴームズ」の続編にあたるシリーズ。

ゴームズと変わらずF4メンバーの活躍を描いたアニメだが…

 

キービジュアルを含め、これらの画像からちょっとした違和感を抱いた人もいるだろう。

そう。

「The New Fantastic Four」にはジョニー…ヒューマントーチがおらず、

ミスター・ファンタスティック

インビシブル・ウーマン

ザ・シング

ハービー

の4人でファンタスティック・フォーだったのだ!

つまり、ハービーはただのマスコットキャラクターではなく、F4のレギュラーとして活躍し、人気を獲得していたのだ。

▼なので一時のフィギュアもジョニーを除く4人でセットになっていたりする。

余談だがヒューマントーチがNew F4に存在しない理由として

 

子供が真似して火だるまになるから存在を抹消された

 

という実しやかな 都市伝説 が流布されているが、これは まったくのデマ で、実際はユニバーサル・スタジオが企画していた映像作品のキャラクターとして版権が押さえられており、アニメシリーズではヒューマントーチを使用できなかったためであり、新しい4人目のメンバーとしてハービーが設定された…という。

 

同時期に放映されたアニメ「Spider-Man and His Amazing Friends」でも本来であればヒューマントーチの立ち位置にアニメオリジナルの炎系ミュータント「ファイアスター」が配置されたのと同じ理由だ。

 

余談だがユニバーサルスタジオが企画していた映像作品は結局実現しなかった。

 

そんなわけでF4のもう一人のメンバーとしてのキャラクターを確立したハービーは時にヴィランによって悪用されてF4を攻撃したり、

 

自身が悪用されないように特攻自爆したり、

 

アルティメットユニバース(アース1610)ではザ・メーカー(ヴィランとなったリード・リチャーズ)によって巨体を与えられた上に量産されたり…

 

と、なかなかに波瀾万丈なロボ生を歩んでいるが、今尚立派なF4ファミリーの一員である。

▼画像はヴァレリアちゃんによって言語制御チップを解除されてF4に対して暴言を吐くハービー。

 

そんなハービーがこの度めでたくMezco ONE:12化である!

 

前述の通り、ハービーは長い歴史の中で何度も破壊されたりリビルドされたりで様々なデザインが存在している。

 

今回ONE:12化したハービーがいつ頃の仕様なのかは判然としないが、こいつは期待大! なのである。

個人的にはハービーといえば〜〜とした口?の演出が好きなのでこれはちょっと物足りない気もするのだが…

 

心配するなかれ!

今回のハービーにはその物足りなさを埋めて余りある、Mezco ONE:12版のオリジナル・ファンタスティック・フォーの4人が付属するのだ!

 

ファンタスティック・フォーにハービーが付属する…の間違いではないか?

という気がしなくもないが、そこは気にしないでほしい。

 

ファンタスティック・フォー + ハービー5体セットということでひとつ!

さて、他のメンバーの仕様についても簡単に説明しておくと、まずはリード…ミスター・ファンタスティック。

身体が伸び縮みするという特殊能力は差し替えパーツによって完全再現。

 

これだけでほぼ実質2体セットくらいのボリュームがある!

 

マーベルユニバース最強クラスの兵器、究極抹消装置のアルティメット・ヌリファーも付属するぞ!

 
お次はスーザン…インビジブル・ウーマン。

 

クリア成形されたサイオニックブラストやエナジーシールドのFXパーツが多数付属。

 

これもまたこれだけでDX仕様くらいのボリュームがある。

 

お次はジョニー、ヒューマントーチだ。

 

彼もまた差し替えパーツによって平時とフレイムオン時を切り替え可能。

 

炎エフェクトが多彩なのも嬉しいが、ベーススタンドにもなるエフェクトパーツにはライトアップギミックが内蔵されている。

 

こいつはすげえ!

 

最後はベン、ザ・シングだ!

 

圧倒的なボリュームだけでも嬉しいが、さらにONE:12クオリティ。

コミックやアニメでよく見るトレンチコートにサングラス姿も再現できるぞ!

 

▼これ!

 

コートはファブリック。このスタイルのシングはトイビズ以来だぜ…

 

パワフルなシングなら押さえておきたい鉄骨や街灯の付属品もワカってる…!

 

といったデラックス仕様×5のアイテムがなんと1セット!

 

個別なら1体20,000くらいするのが普通なMezco ONE:12だが、

今回は5体セットでなんと69,800円!

 

F4ファンなら全員揃えたいのは自明なので、こいつは逆にありがたい!

君のF4コレクションを一気に充実させよう!

 

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