ヒーローの帰還 - Captive Hearts Wolverine - | トイ&コミックのガリンペイロ

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ヒーロークリックスとは!?

ニュージャージーに拠点を置くアメリカのWizKidsによってデザイン/製作、販売されているミニチュアゲームである。

2009年にはヒーロークリックス含むWizKidsの権利の一部がNECAによって買収されたため、現在ではNECAによって管理されている。

 

ヒーロークリックスはDC、マーベル、ストリートファイター、HALOと言ったコミックやアニメ、ゲーム作品のキャラクターを題材としており、簡単に言えばフィギュアを使った将棋/チェスといった対戦型ボードゲームだ。

 

駒となるキャラクターの台座部分はダイヤル状になっており、

キャラクターごとのアクションなどに応じて数字が変動する仕組みとなっている。

この数字を変える動作がカチカチとクリックすることから「クリックス」の名前がついている。

 

遊び方を雑に説明するなら

 

1.まずポイント値を決める。このポイント値は部隊の編成数やフィールドの広さに影響するが、特に上限があるわけではないので極論すれば100以上であればいくらでも良い。

 

2.次にポイント値に応じて部隊を編成する。通常、駒にはそれぞれ固有のポイントが設定されている。このポイント合計数がポイント値に収まるように編成する。

 

3.フィールドに駒を配置する。

 

4.交互に駒のアクションを行い、設定された勝利条件を満たす。

 

と言った具合だ。

アクションは「移動」「攻撃」のほかに「パワーアクション」といったものがあり、パワーアクションはいわば特殊能力である。

次ターンの移動範囲を伸ばしたり、攻撃力を上げたり様々であるが、キャラクターの個性に応じて極端なものだと盤面を前のターンに戻したりと言ったものもある。

またクリックによって変動する台座の数字は体力値だけではない。

攻撃を喰らうことで攻撃力が増したり、変身したり、周囲を巻き込んで自爆したり…といった特殊能力の発現があり、局面は常に変動し続け、多角的な視点からの戦略が必要になってくるのである。

 

ヒーロークリックスの駒は通常2.5インチ程度であるが、中には12インチを超えるギャラクタスのような駒もある。

当然ギャラクタスクラスになると最大750のポイントが設定されており(25ポイント消費してヘラルドに割り振ることも可能)、射程も攻撃力も破格の数値を持つ駒となっていたりもする。

 

ヒーロークリックスの魅力はその多彩な種類にもある。

 

公称で750,000,000個以上が販売されたと言う。

これは総個数なので、実際にはそんなに種類があるわけではないが、1種類につき10,000個が発売されたとしても75,000種類以上がある計算になる。

 

必然マーベルレジェンドといったアクションフィギュア類では発売されていない様なマイナーキャラクターでも立体化することになるのでマニアにとっては嬉しいシリーズでもあるのだ。

 

 

また2.5インチというサイズ感としては破格のクオリティであり、

 

前述の通り集めきれないほどの種類が発売されているのでゲームの駒としてと言うよりは単純にコレクションアイテムとしての人気も高い…というか、

 

ぶっちゃけるとミニチュアゲームとしてのヒーロークリックスは煩雑で時間がかかる上に最近はプレイ人口が多いわけでもないのでコレクションアイテムとしての側面が強くなっている…というのは秘密である。

 

そんなヒーロークリックスの新作で話題になっているのがこちら。

Wolverine Crush!!

Wolverine Crushじゃないか!!!

 

▼ウルヴァリン クラッシュについてはこちらを参照のこと。

 

ヒーロークリックスをして異色の駒。

ネットミームとなって久しいウルヴァリンクラッシュがヒーロークリックスとなって登場なのである。

 

このパッケージを開くと・・・

スコットとジーンの写真立てになっているという無駄な凝り様。

 

このCaptive Hearts Wolverineには特殊能力があり、周囲2マス以内の駒全てをアンニュイにさせる(攻撃力とダメージ能力を弱体化させ、永続的にダメージブーストをかけるというもの)のである。

なんてこった!

 

ネットミームから始まったこの画像が

 

こんな感じで延々とフィギュアに再現され続けるとは…

 

ウルヴァリンの受難は続く…

 

さて、ウルヴァリンと言えば、今朝方デ○○○○○(ネタバレ防止のため伏せ字)の公式Twitterやらライア○・○○○○○(ネタバレ防止のため伏せ字)のInstagramやらで衝撃的な画像が公開されたのが記憶に新しいだろう。

公式からの投下なのであんまり気にしなくても良いのかもしれないが、気になる人は自己責任で検索してみよう。

 

さて。

で、例のウルヴァリンだが、そのコスチュームはおそらくこちらのウルヴァリンコスチュームが原案となっている。

 

ボーンブレイカーBAFシリーズにアソートされたウルヴァリンだが、2004年にスタートした「アストニッシングX-MEN」シリーズに登場したジョン・キャサディデザインのコスチュームをベースとしている。

爪が赤みを帯びているのはコミックで過剰に作用したヒーリングファクターが熱エネルギーとなり、爪が熱を持った状態…俗称ヒートクロウ・ウルヴァリンを再現したものである。

コミックではこの直前にウルヴァリンは死んでおり、その死から復活するくらいヒーリングファクターが作用したための一時的なものであり、このコスチュームはすぐに新コスチュームへと変わってしまうのだが、このコスチューム最後の出番となる話のタイトルが

「Return of Wolverine」(ウルヴァリンの帰還)なのである。

 

なるほど、

洒落たことしてくれるじゃないの!

 

 

ヒートクロウのウルヴァリンは現在お品切れしておりますが、近日再入荷するかも知らないので気長にお待ちください!

 

 

 

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