彼らはこう呼んだ…「アダプトイド」と!
アダプトイドとは…?
A.I.M.が開発したキャプテン・アメリカ抹殺用の人工生命体。
体内にコズミック・キューブを内包しており、対象をコピーする能力を持っている。
▼こっちの記事でも雑に紹介しているので気になった人は参照しよう。
さて、それはさておき。
今回のご紹介はエレーナ・ベロワである。
言わずと知れたエレーナ・ベロワである。
二代目ブラックウィドウ、レッドルーム出身のスパイ、マーベル・シネマティック・ユニバースではナターシャの疑似家族で妹…といった設定もあり、初代ブラックウィドウのナターシャとは因縁浅からぬ関係である。
最近はホワイトウィドウを名乗ってブラックウィドウとは共闘関係にあったりもするようだが、今回マーベルレジェンド化したのは2013年頃の「SECRET AVENGERS」などでよく見られる姿である。
とりわけ目を惹くのはクモの眼を思わせる六ツ目のマスクだが、このマスクデザインはサンダーボルツに所属していた頃からの名残でそれ自体には特に意味はない。
まあ、サンダーボルツに属していたエレーナと思われる人物は実はナターシャの変装であったのだが。
この頃のシークレット・アベンジャーズ誌はS.H.I.E.L.D.管轄になったシークレット・アベンジャーズの活躍を描いたものだが、A.I.M.がアイアンパトリオット・スーツを複製し、世界中でテロを起こさんや否や…という騒動の最中。
エレーナはA.I.M.の側に付いており、
しかも変身能力を有していたのである!
▼デイジー・ジョンソン(←)とティグラに変身したエレーナ(→)
前述の通り、エレーナは元来レッドルーム出身のスパイで、卓越した身体能力を持ってはいるが、生身の人間である。
そんな彼女が何故変身能力を有しているのかというと話は2005年まで遡る。
「NEW AVENGERS」誌でS.H.I.E.L.D.のフリーエージェントになっていたエレーナはとある任務の最中に失敗してしまい、全身に火傷を負う重体となる。
▼このあたりの経緯はヴィレッジブックス様から翻訳刊行されている「ニューアベンジャーズ:ブレイクアウト」に詳しいので気になる人は買って読もう。在庫は市場に出ている分で最後だぞ!
失敗の原因がニューアベンジャーズの介入のせいだとA.I.M.によって吹き込まれたエレナはニューアベンジャーズへの復讐心から改造手術を受けることとなる。
その際に彼女の意識はスーパーアダプトイドへと移植されたのである!
前述の通り、スーパーアダプトイドはコピー能力を持った人工生命体。
エレーナはスーパーアダプトイドになってしまったのである!
このあたりの経緯は「THE NEW AVENGERS ANNUAL」にて描かれているが、
スーパーアダプトイドとなったエレーナはニューアベンジャーズの能力を次々とコピーするものの、
最終的には口封じのために遠隔爆破されてしまう…という、あんまりにも酷い扱いなので詳細は割愛する。
さてそんなこんなで死亡したと思われていたエレーナだが、爆破されたのはエレーナの人格を移植されたスーパーアダプトイドであった。
火傷を負った本体はA.I.M.によって修復されており、やっぱりスーパーアダプトイドの能力を持って復活したのである。
…といった次第で、エレーナは変身能力を有しているのであった。
この変身能力が作劇上、非常に便利で厄介。
モッキンバードが死んだと思ったら実は変身していたエレーナだった…
というあんまりもあんまりなオチでアダプトイドとしてのエレーナは最期を迎えることとなる。
その後、アダプトイドになる以前の細胞から培養されたクローンがエレーナとして復活したりしているので、現在のエレーナ=ホワイトウィドウには変身能力がなかったりするのであった…
こうしてその半生をザっと追ってみると、なかなか報われない頃のエレーナがマーベルレジェンド化したということになるが、再現度は高く、悪くない。
付属品も多く、遊び甲斐のあるマーベルレジェンドであることは間違いがない。
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