くっ…俺の右手が… - Marvel Legends Baron Von Strucker - | トイ&コミックのガリンペイロ

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先日、自分が死ぬと宇宙を巻き込んで諸共消滅してしまうやべー奴としてモレキュールマンを紹介したが、

 

今回紹介する

バロン・ヴォルフガング・フォン・ストラッカー

も、モレキュールマンほどではないにせよ、なかなかに厄介なのでご紹介しておこう。

 

ストラッカーがどう厄介なのかは追々語るとして、まずはストラッカーの背景について簡単に説明しておこう。

バロン(男爵)の爵位を冠していることからも予想できるように、元々ストラッカーはプロイセンに生まれた貴族であった。

しかし二度の世界大戦に参加することとなり、その人生は歪み、やがて総統の元でそれを秘密裏に補佐する準軍事組織ヒドラを設立し、それを指揮するようになる。

現代まで続くヒドラの原型を組織したのがストラッカーなのである。

※概念としてのヒドラ…人類の歴史の中で悪の意思によって統率された帝国は、人類史が始まる以前に地球外からやってきたエイリアンによって植え付けられた悪の因子の発現によるものなので、ストラッカーのヒドラ以前にも紀元前から「ヒドラ」と呼ばれる組織は度々存在していたのだが、それについてはマーベル公式を参照してもらうとして。▼

 

やがてレッドスカルが総統を超えて台頭し、表向きの戦争が終結するとストラッカー率いるヒドラはレッドスカルを司令とする軍事組織へと姿を変え、世界各国あらゆる方面の重要組織へとその触手を潜り込ませていくこととなる…というのは皆さんご存知の通りである。

 

登場当初は肉体的に優れ、戦闘能力に秀でた兵士でしかなかったストラッカーだが、

後にサタン・クローと呼ばれる専用の万能籠手を装備。

鋭い爪がついていたり、電撃やプラズマを放ったりすることができるなんでも仕様なので絵面も派手にヒーローを追い詰めることができるようになったのであった。

 

さて、メタ的に言ってしまえばストラッカーは便利な悪役である。

いまゆる悪の親玉をレッドスカルとするならば、ストラッカーはその副官である。

キャプテン・アメリカがレッドスカルと戦ってる世界の危機に、ニック・フューリーとかはなにしてんの?

というツッコミが入った時に、実はニックは他所でストラッカーを食い止めてたんです。

といった感じで使われることもあるし。

 

悪の親玉を倒してしまうと物語は終わってしまうが、悪の親玉に近いストラッカーを倒したり追い詰めたりする…という展開は物語を盛り上げるのに打って付けなのである。

 

そのため…

ストラッカーを倒したと思ったら

 

実はLMD(Life-Model Decoy/ライフモデル・デコイ。マーベルコミックスに登場する本人そっくりの影武者ロボット。マーベルで重要人物が死んだら大抵はLMDかスクラルによる擬態である)で、自爆。

 

本物のストラッカーが出てきたと思ったらこれもLMDで

 

やっぱり自爆。

 

といった具合に自爆芸人扱いされてしまうこともしばしばだったのである。

 

▼LMDは自分が本物のストラッカーであると信じている。

 

さて、そんなストラッカーの何が厄介なのか…という点にようやく触れよう。

世界中の人類を死滅させる規模の感染能力を持った細菌爆弾「デスサポアウイルス」を巡ってニック・フューリーとストラッカーが繰り広げた争いの果て、

 

ストラッカー(本物)はデスサポアウイルス諸共に爆発に巻き込まれてしまうのであった…

 

※特殊なドームに包まれて爆発したのでデスサポアウイルスは世界に飛散しませんでした。

 

しかし、ストラッカーはそんな爆発の中から生還したのである。

 

しかも人類を死滅させるほどの感染力を持ったデスサポアウイルスはストラッカーのDNAと一体化してしまい、

他者には有害なままだが、ストラッカー本人には無害どころか…恒久的な肉体修復能力による不老と耐久性(※不死ではない)、超回復による超人的な身体能力、更には自身の体表付近までであればデスサポアウイルスを自在に操る能力までも与えてしまったのである!

 

他者には有害なままのデスサポアウイルス、その毒性の強弱までも操作できるようになったストラッカーは

「触れたら死ぬ」という全身毒手マン

と化したのだ!

 

更に現状デスサポアウイルスはストラッカーのDNAと一体化してしまったものしか残っていないワケだが、それゆえに地球上のデスサポアウイルスはストラッカーの意思によって制御されているに等しい。

そのため迂闊にストラッカーが死んでしまうとデスサポアウイルスが飛散し、地球上の人類が死滅してしまうという…!

そんなワケで自分が死ぬと宇宙が消滅してしまうモレキュールマンと比べると規模は狭いものの、ストラッカーもなかなかにやべーのである。

 

マーベル・シネマティック・ユニバースではトーマス・クレッチマンによって演じられたストラッカーが

「キャプテン・アメリカ:ウインターソルジャー」「アベンジャーズ :エイジ・オブ・ウルトロン」に登場しており、すでに故人とされているが、

コミックでのストラッカーは前述の通り「死んだと思ってたら生きてた」キャラの筆頭でもあり、設定上迂闊に殺せないキャラになっているので再登場に期待したいところ。

 

そんなストラッカーもこの度久々にマーベルレジェンド化。

 

トイビズ時代2006年のFace-Off(対決)シリーズ以来。

しかもこちらのストラッカーはレッドスカルのヴァリアントで

▼本来はこっち

 

正直なところ言うと当時はみんなレッドスカルのほうが欲しかったのでハズレヴァリアント扱いされていたものの、現在では逆に貴重。

 

クラシックなコスチュームに寄せたストラッカーとしては初となるレジェンドなので是非とも今のうちにゲットしよう!

 

今回紹介したバロン・ヴォルフガング・フォン・ストラッカーのマーベルレジェンドは当店の通販サイトからもお求めいただけます。

 

 

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