動き出す職人集団 - The Rocketeer & Betty - | トイ&コミックのガリンペイロ

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ロケッティアが1/12スケールでアクションフィギュア化だ!

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ロケッティアがどんなキャラなのかは↓を参照してもらうとして。

 

先のブログでも書いたのですが、ロケッティアは40周年を迎えましたのでなんか色々動きがあるだろうな…

と予想していたところ、やっぱりというかなんというか。

待望の1/12スケールアクションフィギュアが発売されることとなりました。

 

で、ロケッティアのアクションフィギュア製作を担当しているスタジオについてなのですが、

こちらのスタジオは商業ベースで活動を始めたのはつい2021年頃から…という新進。

 

なのであまり名前も知れ渡ってはいないのかな…

と思いきや、往年のアメトイファンであれば聞き覚えがあるかも知れない名前だったりもするのです。

 

その名も LOOSE COLLECTOR 

そう。

2000年代初期頃、ブログや個人のHPが全盛だった時代に一部界隈でその名を馳せた

アメトイカスタム集団「LOOSE COLLECTOR」

を前身とするスタジオなのです!

 

アメトイカスタム集団「LOOSE COLLECTOR」とは…?

フィリピン在住のデイブを筆頭とし、個人のHPでアメトイカスタムの作例やカスタム手順などを公開していた仲間たちである。

アメトイカスタムの歴史は長いが、LOOSE COLLECTORは個人で好き好きに仕上げることもあれば、

コンセプト、デザイン、造型、塗装…それぞれの得意分野を分業して一個の作品を造り上げることもあり、

そのクオリティは界隈で群を抜いていた。

件のHPは商業化に伴い削除されてしまい、いくつかの写真がネットの海を漂うのみとなってしまっている。

 

以下に個人的に保存してあるLOOSE COLLECTORの作例写真を引用させていただきます。

▼キース・スタイルと名付けられたヴェノムや…

©LOOSE COLLECTOR

 

※キース・スタイル…イメージコミック出身の「THE MAXX」などでお馴染みのサム・キースのデザインをリスペクトしたもの。

▼「THE MAXX」は後にDCコミックから単行本化されたり、IDWに移ってバットマンと共演したりしている。

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▼ベース素体はトイビズ レジェンダリーヒーローズシリーズのモンキーマン

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▼デッドプールや

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©LOOSE COLLECTOR

 

▼ヌークをカスタムしてランダムにしていたり

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©LOOSE COLLECTOR

 

▼ウォールというようなネタキャラをカスタムしていたりもする。

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©LOOSE COLLECTOR

 

▼ウォールはスパイダーマンに登場するヴィラン。

煉瓦塀を作っていたところ、謎の爆発に煉瓦ごと巻き込まれて生きた煉瓦塀になった左官の成れの果てだ。

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その他、諸々の作例などを公開していた。

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©LOOSE COLLECTOR

 

▼後年にマーベルレジェンドのジャガーノートをカスタムしてベインに改造した作品は最高傑作と言えるだろう。

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©LOOSE COLLECTOR

 

そんなLOOSE COLLECTORだが、2021年に同じくフィリピンの代表的コミック作品である

▼「トレセ」が

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▼Netflixでアニメ化された(※邦題「異界探偵トレセ」)ことを契機に

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▼「トレセ」のオフィシャルライセンスを得て公式アクションフィギュアを発売するに至り、

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以降は商業ベースのオフィシャル・アクションフィギュア開発に携わって行くこととなるのであった。

他にも

▼レディ・デス

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▼ヴァンピレラ

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▼ヘル・ウィッチ

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などなどの開発を行っている。

昨年2022年にはキックスターター(クラウドファンディング)で、完全オリジナルデザインのモンスター・ハイド アクションフィギュアの開発を企画。

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想定の120%でゴール達成し、世の筋肉ダルマフリークを熱狂させたという。

▼モンスター・ハイドはこのガタイで30箇所の可動ポイントを持つ。

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長くなってしまったが、LOOSE COLLECTORはそういう実績あるスタジオなので、

今回のロケッティアも期待大!なのである!

 
1/12スケールだが、見るからに作り込みがすごい。

 

ロケットパックからのブラストエフェクトがそのままスタンドになるアイデアもさることながら、

 

「ここは外せない」という原作へのオマージュとリスペクトとが完全に盛り込まれている点は流石。

 
かつてはカスタムで慣らした視点が存分に活きているといえる。

 

今回のロケッティアはロケッティア40周年を記念したもので、ロケッティア/クリフと、クリフの恋人であるベティとのセットとなる。

 

前述の通り、レディ・デスといった女性体フィギュアの開発もお手の物のLOOSE COLLECTORである。

ベティもその魅力を余すところなく1/12スケールに詰め込んでアクションフィギュアとして成立させているのがわかるだろう。

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LOOSE COLLECTORは前述の通り、ほぼ個人からスタートし、まだ商業ベースで日の浅いスタジオである。

そのため量産体制やコスト面では大手に劣る…つまり値段が高くなってしまう傾向にある。

 

前述の商品も日本での流通では1体15,000~20,000程度が見込まれ、今回のロケッティア&ベティもまた2体セットで30,000円程度が見込まれる。

 

しかして今後も要注目で期待大なスタジオ。

ましてや今後アクションフィギュア化があるのかないのか…といったロケッティアである。

迷ったら買い!

興味のある方はガリンペイロまでご相談ください!

 

The Rocketeer & Betty Deluxe 1/12 Scale Figure Set

は今夏発売予定!

お値段、発売時期は予告なく変更となる場合がございます。予めご了承ください。

 

この他、当店ではアメトイ・アメコミ関連商品をたくさんご用意しています。

ご興味ある方は是非ご来店ください!

 

通信販売も行っています!

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