こいつは”吹かし”じゃねえんだぜ -G.J.ジョー バズーカ- | トイ&コミックのガリンペイロ

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俺の”爆音(おと)”を

聴かせてやるぜ・・・。

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今回のご紹介はこちら!

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ハズブロ G.I.ジョークラシファイドシリーズ ディヴィット・L”バズーカ”カッツェンボーゲン ¥4,800(税込)

前回に引き続きヒゲのおっさんのご紹介だ!

 

▼前回のおっさん。

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▼前回のヒゲ「レコンド」のご紹介はこちらをどうぞ!

 

今回のヒゲも、ハズブロ「G.I.ジョークラシファイドシリーズ」から、米国スーパーマーケット「ターゲット限定」の「タイガーフォース」シリーズより「バズーカ」のご紹介です!

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▼「バズーカ」のキャラクターについては、過去記事で少し詳しくご紹介しましたが、

改めてざっくりご紹介すると、正義の部隊「G.I.ジョー」の一員で、戦車の酸いも甘いもかみ分けた元戦車乗りである「ディヴィッド・L・カッツェンボーゲン」は、戦車を”駆る”側から”狩る”側へと立場を変えて、悪のテロ軍団「コブラ」の野望を、その「バズーカ砲」で粉砕するのだった!

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てなわけで、対戦車戦のプロフェッショナル、その名も「バズーカ」である。

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戦場に立つのに”ユニホーム姿”という、早くもただものではないノリに、

この個性的な濃い顔!間違いなく”豪傑(マッチョ)”だぜ、このオヤジは!?

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実に目を引く気合の入った造型です。

▼おひげの塗り残しはご愛敬!?

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ヘルメットは着脱式なので、ビシッと決めたヘアースタイルも見られます。

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ちょっと”伝説のチャンピオン”的な某ロックスターぽい雰囲気もあるね。

 

G.I.ジョーは可動も気合の入った出来。

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腕の可動は、肩部に可動域は広くないもののバタフライ可動を備えている他、ロール機構も充実、肘もしっかり曲げることが出来るなど十分!

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「バズーカ」をしっかり両手で担ぐこともできるぜ!

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脚部や胴体も可動は優秀なので、ポーズの選択肢には困らないだろう!

▼膝立ちでの発射体勢だって無論の事よ!

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バリバリ楽しめるぜこのヒゲは!!

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付属品はこんな感じ。前述のヘルメットに、バックパックとロケット弾、そして「バズーカ」砲。

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フィン(羽根)が特徴的なロケット弾は、対戦車榴弾であることの証。これらの弾はバックパックに収納して背負うことが出来る。

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そして、そのロケット弾を発射する「バズーカ」のメインウェポン!

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今回「バズーカ」が持っている対戦車砲は、米国海兵隊などで2017年から制式採用されている携行式対戦車無反動砲「M3E1 カールグスタフ」がモデルと思われます。

▼「M3E1 カールグスタフ」

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装甲目標を標的とした対戦車榴弾を始め、破壊を伴わない照明弾や煙幕弾などなどの多彩な砲弾を発射することも出来、「携行式多目的発射装置」と分類されることも。

▼サイズ感やディティールは一部異なりますが、多くの部分で共通する特徴が見受けられます。

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造型もリアルで、砲口のライフリングを始め細部もしっかり描写されているなど、子供だましで終わらせないこだわりが垣間見えます。

さらに「この砲」には給弾の為の可動ギミックもあり、砲尾をスライドして開けることが可能。

▼実際の「M3E1」もこれと同様に砲尾を開いて給弾する。

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砲尾を開いた時の雰囲気もイイ感じ!

▲ロケット弾発射の際の噴射ガスを後方に逃がすため、本物の砲尾はふさがっていなかったりするところは違う。

 

さてさて、ここまでさんざんこの武器の事を「バズーカ」と呼んでまいりましたが、

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ちょっとここで大きく脱線。

 

我らがおひげの「カッツェンボーゲン」氏のメインウェポンでニックネームでもある「バズーカ」とは一体何なのか。というお話。

 

そもそも「バズーカ」とは”楽器の名前”。

 

アメリカのミュージシャンでコメディアンでもある「ボブ・バーンズ」氏(1890-1956)が発明した楽器がそれ。

バンド活動に勤しむ少年バーンズ氏が、その辺のガス管を組み合わせて作った、漏斗の部分が極端に大きく広がったトロンボーンのような奇妙な楽器が「バズーカ」でした。

その後も彼はそれを使い活躍を続け、やがて楽器「バズーカ」は彼の代名詞ともなっていきます。

▼ボブ・バーンズ氏とバズーカ。

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「バズーカ(Bazooka)」の語源は、「話を”広げた”自慢話やほら話」といった意味のスラング「bazoo」から(「bazoo」という言葉自体も語源はラッパのような古い楽器だったりする)。意訳するなら「吹かしをこく」というような感じでしょうか。

 

バーンズ氏は第1次世界大戦時には従軍経験(海兵隊でジャズバンドのリーダーを務めた)もあり、第2次大戦の前から最中、そして後にもミュージシャン・コメディアンとして活躍もされるわけですが、

 

そんな中、第2次大戦のころに採用された一つの兵器がありました。

それが「M1 携行式対戦車ロケット弾発射機」です。

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その名の通り戦車を破壊するためのロケット弾を発射する装置。いわゆるロケットランチャー。

写真で見てもわかるように、砲口がラッパのように広がっているのが大きな特徴で、「M1」はその見た目からあの奇妙な楽器になぞらえて「バズーカ」の愛称で呼ばれることになったのです。

 

てなわけで、厳密には「バズーカ」とは「M1」(とそのシリーズ(派生形))のことを指すのであり、それ以外を「バズーカ」とは呼称しないのが本当らしい・・・。(詳しくは割愛しますが、ロケットランチャーと無反動砲では仕様やカテゴリーも違ったりする)

 

つまり、「バズーカ」の「バズーカ」は「バズーカ」じゃなかった!?

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▲言われてみると砲口の形状もラッパ状ではなかったりする。

とはいえ、「バズーカ」は類似の携行式対戦車兵器全般の代名詞となっているのも事実で、間違いではなかったりもします。

また、語源を考えると、「バズーカ」と呼ばれる男のキャラクター性も見えてきますね。

 

ちなみに、楽器「バズーカ」の音色はというと・・・、

▼ボブ・バーンズ自ら「バズーカ」の解説している。演奏は2:50くらいから。

閑話休題!!

 

こまけえことなんか吹き飛ばしてやるぜ!

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人呼んで「”バズーカ”男」たあ、俺様のことよ!!

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