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最近なんか無茶振りな質問も増えてきた気がする 「おしえてガリンペイロ」 はーじまるよー！
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お返事までに時間が掛かってしまうことも多々あるので、「質問への返事がない…」と嘆かずに気長に待ってもらえると幸いです。
それでは今回の質問はこちら。
BOSS FIGHT STUDIO!!
マサチューセッツ州に拠点を構えて活動するフィギュアメーカーである！
組織の成り立ちとしては2013年設立…と、意外にも比較的新しいスタジオである。
成り立ちの経緯を語る前に、まずは同社のメイン商材である3.75インチアクションフィギュアを一部ご覧いただこう。
お馴染み、ジャングルの王者・ターザン（小説版からのインスパイアデザイン）や
怪傑ゾロ（同じく小説版からのインスパイアデザイン）
といった具合だ。
ご覧のように古典ヒーローたちをアクションフィギュア化するのが得意である。
しかしここで着目してもらいたいのは肘、膝といった可動部位である。
3.75インチでありながら、現在の６～７インチアクションフィギュアに引けを取らない可動ポイントを備えており、それだけで感嘆すべき点ではあるのだが、
往年のアメトイコレクターであれば既視感を覚えるのではないだろうか？
そう。ハズブロが2009年から2012年までに展開していた（※）マーベルキャラクターの3.75インチアクションフィギュアライン 「MARVEL UNIVERSE」 シリーズのそれと同様の機構が用いられているのである。
※3.75インチのMARVEL UNIVERSEシリーズは2016年にコミックパックシリーズとして復活しているが、それはラインが異なるのでさておき。
それもそのはず。
BOSS FIGHT STUDIOはハズブロに在籍し、上記のMARVEL UNIVERSEシリーズやG.I.ジョーシリーズ、トランスフォーマーなどを手掛けていたプロダクトデザイナーたちが、ハズブロから離脱し独自に立ち上げたスタジオだったのである。
MARVEL UNIVERSEシリーズが2012年に終了し、BOSS FIGHT STUDIOが2013年に設立されていることや
スタジオ名が 「BOSS FIGHT」 （通常ゲームなどでのボス戦を意味するが、そのまま「上司と喧嘩する」を意味することもある）であることから、なにやらきな臭い雰囲気も漂うが、対外的には円満な関係である。
深く突っ込んではいけない。
その証拠に2015年のBOTCON（トランスフォーマーなどを中心としたコミコンのようなもの）では、
ハズブロが版権を所持しているトランスフォーマーシリーズから
オイルマスター／ダブルプリテンダー
また往年のSFアニメ「バッキー・オヘア」からは主要キャラクターを4インチサイズでフル可動にしたり、
ポパイや
サム＆マックスからマックス…
といったライセンスキャラクターを多く立体化しており、
最近は6インチでのアクションフィギュアも展開し始めており、
ラ・ボリンケーニャ のアクションフィギュア化に取り組んだ最初のスタジオでもある。
ラ・ボリンケーニャとは…
2016年にEdgardo Miranda-Rodriguezによって描かれ、出版されたグラフィックノベル 「LaBorinqueña」の主人公である。
主人公のマリソルはラ・ボリンケーニャとなってプエルトリコの環境問題に取り組むのである！
この他、当店ではアメトイ・アメコミ関連商品をたくさんご用意しています。
ご興味ある方は是非ご来店ください！
通信販売も行っています！
通販サイト（試運転中）：https://garimpeiro.buyshop.jp/
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