おしえてガリンペイロ Legions | トイ&コミックのガリンペイロ

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ガリンペイロがみんなの質問に答えたり適当にはぐらかしたりするコーナー!

おしえてガリンペイロはーじまーるよー!

 

今回の質問はこちらから!

 

そも ヴァリアント(Variant)とは変種を意味する単語です。

ディズニープラスで配信中のドラマ「LOKI」でも神聖時間軸を外れてしまった「可能性の存在」たちはヴァリアントとして処理されていましたね。

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このヴァリアントと同じ意味です。

もっともスタンダードに想定されたものがノーマル、それ以外がヴァリアントです。

 

対してリペイントは Repaint … 直訳すれば塗り直しという意味なので大雑把に言えば色違いを指します。

リペイントに似た意味合いでリカラーという区分を使うこともあります。

リペイントもリカラーもノーマルのものとは異なる色になったものを指しますが、

リペイントとリカラーの違いはリペイントが塗り直しであるのに対して、リカラーは Recolor … 色を変えるという意味で、主に成型色の時点から変更を加えたものを指します。

リデコは Redecorate の略で、デコレーション(装飾)を変更する…といった意味です。

なので表情が違う、装備が違う、武器が違う…といったものはリデコに相当するでしょう。

 

リペイントもリデコもリカラーもすべてノーマルからの変種なので、まとめて「ヴァリアント」と呼称するわけですね。

最近、マクファーレントイズではヴァリアントではなく「チェイス(Chase)」という呼び方をしていたりします。

Chaseは追いかける、追い求めるといった意味なので、なんとも実情に合った皮肉的な呼称とも言えますね…

 

お次はこちら。

 

限定品は何が大変かというと、通常に比べて数が少なく再販がほぼ絶望的なところですね…

当店の場合はディストリビューター(卸売業者)から仕入れるケースが多いので、まずは小売同士の争奪戦に勝たなければいけません。

事前に 「こういう商品が出るよ!」 という案内があって、「それは〇個欲しい!」という希望を出すわけですが、

人気の高い商品は当然他の小売業者も欲しがるのでディストリビューターが確保している数量を超えてしまった場合は調整が入ります。

具体的には数を減らされてしまうわけですね。希望数を減らされることを「ショートする」と言います。

どのくらい減らされるかは事前の希望数や、それまでの取引に応じて変わってくるわけですが、

ディストリビューターとの取引が長かったり、取引の数が大きいところは優遇されて、

当店のように開業3年が過ぎたくらいで営業規模も小さい店は率先して減らされがちです。

まあ、当たり前ですが。

 

なので長く続いているシリーズものはニガテだったりします。

具体的にはトランスフォーマーとかスターウォーズとかですね。

トランスフォーマーとかスターウォーズとかはディストリビューターと小売店の間に太いパイプが出来上がってしまっているので、そのパイプから漏れ出るものをチョロっと回してもらえる感じです。

 

「手出しできねぇ!」っていうと「絶対に無理」というところはほぼないのですが、生産数自体が僅少のものは確約しがたかったりします。

 

お次はこれ!

 

Mythic Legions!

それは神話時代の戦物語である!

4つの英雄軍と4つの邪悪軍、あといくつかの勢力派閥が入り乱れて世界の秩序を保とうとしたり、支配しようとしたり様々な思惑で戦いを繰り広げている…

 

という設定で展開される6インチサイズアクションフィギュアシリーズである。

 

▼Mythic Legions最初のシリーズにアソートされたアトラス・オブ・コンカラー

 
Four Horsemen Studios が手掛けており、値段は張るが相応に高いクオリティでコアなファンが多いシリーズだ。

Four Horsemen Studios はマクファーレントイズ創設時から全盛期を支えた3人のスカルプター(造型師)が、1999年にもう一人を加えて独立したフィギュア造型スタジオ。

4人の創設者を新約聖書ヨハネの黙示録に登場する四騎士に准えてフォーホースメンと呼んだことに由来する。

 

独立後はマテルのDC Universe Classics などの原型を手掛けることになるのだが、それは過去のブログを参照してもらうとして。

 

 

 

Mythic Legions は2015年に Four Horsemen Studios が独自のシリーズを立ち上げるべく行ったクラウドファンディング企画から始まった。

当時をしてマーベルレジェンドなどの同スケールフィギュアの約2倍以上の価格設定で、

30体以上+αが一度にアソートされるという異例の企画ではあったものの、

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$140,000のファンディングゴールに対して実に3倍以上の$452,528で大成功を収め、Mythic Legionsは瞬く間に世のコレクターの知るところとなり、現在も続くコレクタブルなアイテムとなっている。

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昨年秋口には神話世界から一転、SFを舞台とした Cosmic Legions といった新シリーズを展開。

 

Mythic Legions が神話やファンタジーに登場するゴブリン、オーク、ドワーフといったモチーフに傾倒していたのに対して、

Cosmic Legions はより一層Four Horsemen の強みを活かしたクリーチャーデザインでこれまた多くのファンを引き付けたという。

Cosmic Legions はつい先日にWave2のキャラクターたちが発表されてこれまた良い造型しているんだコレが…!

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現在当店ではこれらFour Horsemen Studiosの商品を取り扱っていませんが、

日本国内では正規代理店であるファンタジーフィギュア専門店の 「Hobb-Idea」 様で絶賛販売中なので、気になった方は是非ともこちらをご利用ください。

 

といったところで今回のおしえてガリンペイロはこの辺で。

 

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