TSUME ART はルクセンブルクを拠点に活動するフィギュアメーカーである。
ドラゴンボール
と言った作品も。シーンのチョイスが「本当に好きなんだな…」って感じがしてとても良い。
いずれもハイクオリティだ。
そんなTSUME ARTの最新作は日本のコミックではなくDCからのラインナップとなる。
TSUME ART は以前にも
「HQS Plus Batman 」
と言った作品でDCを手掛けている。
路地裏で暴漢を相手にするバットマンの姿。
躍動感あふれるアクションの一瞬を切り取ったかのような構図で、
上下左右360度どこから見ても破綻なく仕上げられたジオラマスタチューは圧巻の一言である。
一見わかりにくいが、バットマンが突き破ったステンドグラスは
「Ultimate Comics Batman # 50 」
の背景にあるジョーカーのステンドグラスからのオマージュであったり、随所にリスペクトが感じられる出来となっており、
「本当に好きな人が造型した」感の強い出来となっている。
今回発表された新作はこのHQS Plus Batmanの続編とも言える。
「HQS Dioramax The Joker」である。
アーカムアサイラムから脱出する様を描いたこちらもやはり随所にコミックや過去のバットマン作品からの小ネタが詰め込まれている。
ジョーカーの衣装はスタンダードながらもジム・リーのモデルに準拠しており、
文字通り煙に巻かれた警備員たちの衣装は
2004年のコミック「Arkham Asylum:Living hell」に登場したものにインスパイアされている。
脱出に使われたバルーンには笑気ガスが詰められており、
バルーンの形こそハーレイだが、これは1989年の映画「バットマン」からのオマージュと言える。
全体像からストーリーを感じられる、動きあるジオラマでありそれ単体でも楽しいが、こう言った小ネタ探しも楽しい逸品である。
こちらの「HQS Dioramax The Joker」には300体限定のLimited Editionが存在しており、
ジョーカーの衣装がアーカムアサイラムの囚人服になっていたり、
照明がハーレイのマークになっていたり、ハーレイの愛犬のハイエナが付属していたりする。
こちらにも細かなネタが散りばめられており、写真では分かりづらいが、
ジョーカーの囚人番号が
「BV1051940」
になっているのが読み取れたりもする。
これはジョーカーの初登場が
「Batman Vol.1(1940年の5月発売)」(※公式な刊行日は1940年4月25日)だが流通の事情で市場に乗ったのは5月以降とされている
であったことに由来していると思われる…
と言った具合だ。
通常版もLimited EditionもベースにはLEDによる発光ギミックが組み込まれており、臨場感もマシマシである。
詳細は公式のYouTubeチャンネルで確認してもらいたい!
Limited Editionの予約は受付を終了してしまっていますが、通常版ならなんとかなりそうなので気になる人はご相談ください!
なお、販売価格は¥250,000前後を見込んでおります。通常版も生産数限定600体となっておりますのでご検討はお早めに!(*お品のご用意は並行輸入にて。販売価格は見込みです。価格は予告なく変更になる場合がありますので予めご了承ください)
この他、当店ではアメトイ・アメコミ関連商品をたくさんご用意しています。
ご興味ある方は是非ご来店ください!
通信販売も行っています!
通販サイト(試運転中):https://garimpeiro.buyshop.jp/
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