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シャッタースター(※1-1)はモジョーワールド(※1-2)の剣闘士(※1-3)である。

映画「デッドプール2」(※2-1)ではルイス・タン(※1-4)演じる宇宙人(※2-3)として登場し、

とくに見せ場もない(※2-2)まま退場した彼である。

 

さて、マーベルレジェンド(※8-1)である。

 

マーベルレジェンド ウォーロック(※10-1)シリーズ シャッタースター ¥3800+税

パッケージ裏


マーベルレジェンドとしては(※8-2)特に見るべき、語るべき箇所があるわけではないのだが、

このシャッタースターの真骨頂はコミック版の造型としての再現度にある。

まず顔がすごい。

 

ロブ・ライフェルド(※9-1)の愛してやまないショルダーパッド(※9-2)の再現度もすごい。

特徴的な髪型と併せて見事に立体化されている。

このショルダーパッドは取り外しが可能(※8-3)

取り外すとより一層その再現度に驚かされる。

 

シャッタースターのファンなら必携の一品である。

ケーブルあたりと絡めて遊ぶと面白いぞ!

 

映画での扱いと比べてものすごく人気の高いキャラだから、各自調べてみて!

 

おまけ(※12)

 

※1-1

シャッタースター、本名:ガヴェードラ・セブン

しかしそれとは別にベンジャミン・ラッセル(※3-1)として表記されることもある。

 

※1-2

モジョーワールドとはメディア王モジョー(※4-1)によって支配された次元であり、

マーベルユニバースのなかでも特殊な位置付け(※4-2)である。

 

※1-3

モジョーワールドでの剣闘士とはつまり奴隷に近しい存在であり、見世物要員(4-3)である。

シャッタースターはこの剣闘士として遺伝子操作で生み出された存在であり、両親は不在(※5-1)とされていた。

 

※1-4

Netflixのドラマ「アイアンフィスト」(※6-1)にも別役(※6-2)として登場している。

 

※2-1

MARVELヒーローの「デッドプール」(※7-1)を主役とした実写映画の第2弾。

ファミリー映画を謳っていたがR指定(※7-2)。

 

※2-2

デッドプールとシャッタースターはコミックでX-フォース(※7-3)というチームに属していた経緯がある。

コミックファンからしてみれば待望のチームアップだったわけだが、チームメイトのほとんどが見せ場なく退場するというジョーク演出の犠牲となった。

 

※2-3

本来であればシャッタースターは前述のモジョーワールド出身であり、宇宙人ではない(※5-2)のだが、

ここまで読んでくれた諸兄らがお察しの通り、説明がめんどくさいので宇宙人として処理されたようだ。

 

※3-1

ベンジャミン・ラッセル。本来この名前は犯罪歴のある昏睡患者に設定されていた名前である。

なぜこのベンジャミン・ラッセルがシャッタースターのエイリアスとなったのかは後述する。

※4-1

モジョーはモジョーワールドのメディア王で実質的な支配者である。

機械化した下半身を持たなければ自立し動くことも叶わない存在ではあるが、純粋な戦闘能力は高い。

トイビズ社製のマーベルレジェンドでBAF化している。

 

※4-2

マーベルの世界はユニバースという概念で複数のアースが並行して存在している。

いわゆる並行世界であり、同じキャラクターでもアースの数だけ微妙に(あるいは大きく)異なる設定を持つ。

例:アース616…コミックのメインストリーム、正史の世界。

  アース1610…俗にアルティメット・ユニバースと呼ばれる世界。アース616に近いが、設定が刷新されている。

  アース199999…Marvel Cinematic Universe、マーベル映画作品群MCUの世界。

            Netflixのドラマ作品群もここに含まれる。

 

…のだが、モジョーワールド(モジョーバース)に限ってはあらゆるバースの狭間に存在するため、支配者であるモジョーだけはどのバースでも同一個体であるとされている。

 

※4-3

モジョーワールドの権力構造はメディア支配に由来する。

つまりは周知度、人気度の高い娯楽を提供することが出来るものがより上位に立つことが出来る。

シャッタースターは見世物=闘技会に出場する闘技者として遺伝子レベルから強化された剣闘奴隷であった。

 

※5-1

1992年のX-MEN Vol.2 #10~11においてダズラー(過去記事参照)がロングショット(※5-3)との子どもを妊娠した描写がされる。

このときの子供がシャッタースターと名付けられたのだが…

 

※5-2

このような経緯があるので、彼の出生にはいまだに不明点が多く、純然に宇宙人ではない可能性がある。

 

※5-3

X-MEN、X-ファクターの一員として知られる彼、ロングショットもまたモジョーワールド出身である。

運と確率を操作する(操作する、とされてはいるが、意図的には行使できていない描写がある。とても運の良い個人というほうが的確)能力を持ち、飄々とした性格の男である。

参考資料:トイビズ マーベルレジェンドのロングショット。

因縁のあるモジョーがビルドパーツとして付属。

 

※6-1

アイアンフィスト、ダニー・ランドは不死龍ショウ・ラオの力を会得した拳法使い。

ディフェンダーズ(※11)の一員。

 

※6-2

アイアンフィスト第1シーズン8話「傷だらけの果実」にジョウ・チェン役として登場した。

 

※7-1

もうめんどくさいから本誌読むか映画を観よう。

 

※7-2

アングラなギャグ多め。のちにディズニー主導で全年齢版が公開された。

 

※7-3

コミックではケーブルが率いたミュータントの集団。

防衛や人命救助などの任務が多いX-MENと違い、攻撃的な目的のために組織された。

 

※8-1

前身はトイビズ社のスパイダーマンクラシックシリーズなどの6インチアクションフィギュアシリーズ。

2002年にマーベルキャラクター全般を扱うシリーズとしてレジェンドの名前を冠した。

2007年にトイビズがハズブロに吸収合併され、以降はハズブロから同じ「マーベルレジェンド」の名前でシリーズを継続する。

 

※8-2

マーベルレジェンドは数種類の素体を色々なキャラクターに使いまわすことで膨大なキャラクターをリリースする。

そのため色を塗り分けただけの別キャラなどが存在する。

稀に特殊な可動を仕込んでくることもあるが、大きく変化することは珍しい。故に楽しい。

 

※8-3

首を引っこ抜くと外せるよ!

 

※9-1

アメコミ界隈で一世を風靡したアーティスト。

デッドプールやシャッタースター、ケーブル(※7-2)のデザインをした。

今なお現役で一流。

 

※9-2

ロブ・ライフェルドは氏の描くキャラクターたちにやたらショルダーパッド(※9-3)とポーチ(※9-4)を装備させたがる。

主にケーブルがその犠牲になり、たとえ上半身は全裸でもショルダーパッドは外さない(※9-5)、という 性癖 強い意志を感じさせる。

 

※9-3

画像参照

 

※9-4

ポーチを愛して止まない彼はついにザ・ポーチというキャラクター(※9-6)を産み出す。

 

※9-5

画像参照

 

※9-6

顔がポーチ、体もポーチ、全身ポーチ、武器もポーチ。

ポーチ愛が溢れてしまったがゆえに産み落とされたクリーチャーである。

もちろんジョークではあるが。

 

※10-1

ウォーロックというとインフィニティ・ガントレット誌で重要な役割を持ったアダム・ウォーロック(※10-2)を思い浮かべる人も多いと思うが、

ここでいうウォーロックはアンドロイド異星人のウォーロック。

 

※10-2

アダム・ウォーロック。

 

※11

前にブログ記事あげてたわ。

各自探して。

 

※12

マイク・ミニョーラ氏(※13)の描いたシャッタースター。

 

※13

ヘルボーイ(※14)とかで有名。

 

※14

ギレルモ・デル・トロ監督で過去に映画化。

ニール・マーシャル監督のリブート版ヘルボーイが今秋公開予定(※15)。

 

※15

日本では。

アメリカでは4月に公開済み。

 

あ。

ベンジャミン・ラッセルのこと後述するって言ってて忘れてたわ。

でもまあいいか(※16)。

 

※16

シャッタースターが重傷を負った時、何故か地球人ベンジャミン・ラッセルとシャッタースターの魂に相似があり、

シャッタースター自身もベンジャミン・ラッセルの記憶を持っていた。

ロングショットはシャッタースターの魂をベンジャミン・ラッセルの肉体に同化させることでシャッタースターは復活したのだが、公式でも肝心なところは謎のままである。

 

 

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