富士ヒル 富士スバルライン五合目まで

 

 

6月2日(日曜)に開催された富士ヒルに参戦しました。距離は23.4㎞、獲得標高が1,200mになります。平均の勾配が6%程度になります。斜度もさることながら、距離が長い~。こんなに長い坂道は日本中を探しても、そうないと思います。

 

実は昨年の9月にシニア仲間のF井さんと走っています。

 

 

この時はフジイチ(富士山裾野一周)+富士ヒル(五合目までのHC)

 

1日目 関西から移動してお昼までに静岡県裾野市に到着→フジイチ半周して山梨県河口湖町に宿泊

2日目 河口湖町から富士スバルラインのヒルクライム河口湖町に連泊。

3日目 河口湖町から残り半周をして裾野市に戻って→帰宅しました。

 

凄く盛りだくさんの予定を組みました。お天気は3日目が辛かったですが、後は降雨はなく、富士山も時々お顔を拝顔することができました。

 

この時に大会の「富士ヒル」に参加できるのでは?と考えたF井氏が、音頭を取って、仲間を募ってくれて、宿泊先や予定表の作成、当日の仕切りまで、すべて担当しもらいました。シニア仲間がなんと7名参加しての富士ヒル参戦になりました。

 

残念ながら、私は昨年の9月のタイムには程遠い記録にはなりましたが、遅くてもさすがに日本一の富士の山です。沢山の参加者さんと登る大会はテンションも上がります。スタート前の緊張感やゴールしての達成感を味わせてもらいました。


 

 

 

 

 

  受付は前日の土曜日

 

 

これより先の2月9日にインターネットでの応募受付があって、申し込み時間になった時は、PCとスマホを使って我さきに申し込みをしました。本番で時間がかかる自分は、できるだけ早いスタート順を確保する必要があるのです。幸いにも、一般人のスタートの最初(7時10分~)を確保できました。同F井組のメンバーも遅くても8時10分のスタートを確保できました。

 

受付は前日の土曜日だけです。なので、ほとんどの参加者さんが、近隣に宿泊しての参加になるのでしょう。富士山登山解禁前のシーズンオフのイベントとして地元でも歓迎されている様子が分かりました。

 

なんせ、参加者が8000人ほどになります。すごい人数。ちょっとしたマラソン大会ですね。(滋賀のマラソンと同規模)

先ずは、駐車場に入れて、そこからバスで受付会場に移動します。受付会場の駐車場では間に合わないのですね。

 

受付会場で、体育館でスマホのQRコードを見せて、自分のゼッケンや足首に取り付けるチップを頂きます。そして、下山用の荷物を入れるビニール袋に荷物を入れます。

 

この日、発表されていたのは、富士五合目の気温は終日5℃予報でした。すごく寒い。それに下山する時は20~30㎞程度の速度になります。(もっと早い場合もありました)すると、体感温度はもっと低くなりますね。

 

私の場合は、真冬用の5℃対応のウェア上下とモンベルのレインウェア、手袋はワークマンの防水のものを入れて置きました。
 

 

受付の体育館の中。

 

自分の荷物をそれぞれのコンテナに入れます。当日はこれが五合目の駐車場まで運ばれていて、受け取る事が出来るのです。

 

 

会場には、協賛企業さんだけでなく、出店されている会社が多数。自転車メーカーさんの数だけでいうなら、春に万博会場でされるイベントより多いと思いました。ただ、私が期待した「〇〇地域観光協会」とか「〇〇自転車イベント」などの出店はほとんどなく、ライド先の情報収集っていう事は期待薄でした。

 

 

  当日のお天気は超微妙

 

 

全員でお宿に泊まって、翌日は4時起床→5時過ぎ出発、駐車場に6時には到着して、会場まで自走で移動、7時からスタートというスケジュールだったので、全員慣れない早い時間からの就寝になりました。翌日の天気が気になる~。

 

 

 

これは駐車場で車から自転車を降ろしたところです。幸い、雨は降っていませんでした。しかし、いつ降り出してもおかしくないような雲行きなのです。濡れた状態で長時間の自転車って考えるだけで「棄権」したくなる気分でした。

 

 

 

 

ブルーのLOKO Bicycleのウィンドブレーカー姿が私です。今見ても、不安な顔をしています。腰痛の心配と降雨による冷えなどが心配で心配で・・・・・・

レインウェアは、前日に五合目に運ぶ荷物に入れていたので、雨対策はこのウィンドブレーカーだけなのです。もう一枚の方も持ってきていたらなぁ~の不安。

 

 

 

会場の様子はこんなです。まぁ霧(雲)が濃いのが分かるかと思います。

最大8,000台の自転車が並んでいる姿は驚きですね。

中には、ぶ太いタイヤのマウンテンや、ミニベロと呼ばれる小さなサイズのタイヤを履いた自転車も参戦しているのです。驚きです。また、私が見ても「高そう~」が分かる自転車が多数。

 

 

 

 

  轟沈しましたが、達成感は十分

 

 

登ってみると、上るにしたがってすこしづつ日が差すようになってきて、最後の五合目では、ごらんの様子です。バックの富士山の雪渓が見えるのです。わずかに山頂が見えた一瞬もあったようです。

 

私自身は、昨年9月のタイムにも程遠い記録でしたが、なんとか完走出来ました。自分独りならやめていたかも知れないですね。皆で参加していることが力になりました。

 

写真は、今回F井組の仕切りで集まったメンバー7名。他の参加者さんにお願いして撮ってもらいました。

 

そして、現役の2名はこの後、滋賀に戻って月曜日からはお仕事なので、打ち上げはお昼ご飯。オムライスのお店を予約してくれていて、いろいろありましたが、なんとか時間に間に合って皆で祝福しました。

 

 

  この日のライドは

 

 

 

STRAVAの獲得標高は1,298m。どちらにしても沢山登りました。

 

 

 

  翌朝の散歩

 

 

翌日の朝。私は、強く踏めば腰痛が出ます。だんだん踏めなくなってきていて、他のメンバーさんと違って不完全燃焼。すごく疲れているって訳ではないのです。

 

4時30分には目が覚めて(それまでにトイレにも起きていますが)散歩に行くことにしました。こっち(関西)より明るくなるのは早いですね。

 

 

河口湖。この時間でもう釣りをされている方がおられました。

 

山梨県といえば、「武田信玄」

武田信玄公 安産祈願所 富士御堂浅間神社。

私の姉の婿殿は、山梨県人でして、まるで信玄公が今だに生きておられるように話されます。ものすごい存在。

 

最後にお目当てのコンビニに寄って、ホットコーヒーを頂きました。

セブンでしたが、イートインが有りました。イートイン付きのセブンは初めてかな。

それと、仲間用にもコーヒーを考えたのですが、宿までは900mあるので冷めてしまいそう。なので、ドリップコーヒーを購入して、宿でポットやカップを借りて、抽出して頂きました。

 

 

  お宿は丸富さん。音楽の合宿がお得意

 

 

富士ヒル当日は周辺のお宿はあちこち満床になるようです。昨年9月に宿泊した所も、毎年決まった自転車屋さんが押さえておられるようでした。

 

F井さんが探してきてくれたのが↓

 

 

ここにもあるように音楽合宿をお得意にされていて、多人数の宿泊、合宿が出来る施設を利用させてもらいました。

 

お布団の上げ下げも利用者がしますし、ゴミは分別。食事も食べ終わったら自分で運ぶなど、ユースホステル気分になりました。100名規模の合宿が可能にお見受けしました。

 

手前が民宿で奥が旅館。

 

駐車場になんと除雪車がありました。降るんでしょうね。

 

そして、別棟に音楽ホールをお持ちです。ここで練習が出来るようです。

 

 

 

  翌日はリハビリライド

 

 

このまま帰宅するのは、折角関西から来ているのにモッタイナイので、近くをすこしばかり走りました。少し足を動かした方が疲労が抜ける感じがしますよね。

 

河口湖にかかる橋

 

 

 

この四人の後ろに富士山が見えるハズなのですが、残念ながらこの日も雲に隠れてました。

 

写真は前後しているようですが、河口湖から西湖を周回するコース。これは、お宿で見つけた河口湖トライアスロンのバイクのコースになります。コース図に40㎞と書いてあったので、皆の疲労度とか時間とかを考えて、このコースになりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私達以外にもいかにも富士ヒル参戦したのだろうなぁ~のグループや個人さんを多数見ました。海外からの方も多いようです。海外での富士山人気は絶大なのですね。

今回8,000人の参加者のうち500名ほどが海外の方だったそうです。欧米の方よりお顔が似通った方が目立ちました。ツアーのようにして来られているようでした。

 

 

  この日のライドは

 

河口湖と西湖ってこんなに高低差があったのですね。元々せき止湖なので、同じ位に思ってました。

 

 

STRAVAでは獲得標高220mと大差がつきました。不思議。

 

 

  本栖湖からの富士山

 

 

お宿に戻って、自転車を積み込んで、車で本栖湖に移動しました。本栖湖は千円札に印刷されている富士山で有名。

 

本当に運よく、一瞬に近かったですが、雲が切れて山頂を眺めることが出来ました。

やっぱりここまで来たので、山頂を見たかったです。よかったぁ~。