前にカップリングゴムを交換したポンプです。→一度失敗 ポンプのカップリングゴムの交換(荏原)

グランドパッキンの方も発注して置いてました

 

この部分なのです。しかし、今時シールから水が漏れるポンプなんか誰も知らんでしょうね。当社でもこれ以外は全部メカシールになっているので、水が漏れるなんて事は有りません。

しかも、このシール、ほんの少しだけ漏れている状態が健康状態でして、漏れてない状態だと過熱してしまうのです。

恐ろしくロートルですが、同じタイプが現在も販売されていて、当社のタイプからはモデルチェンジされています。想像するに、旧タイプがなんらかの原因で使えなくなった時(凍結破損とか)配管を直さなくてもそのまま設置できるものが必要なのかな?(かなり憶測)

 

心配していたのは、ネジが固いのでは無いか?です。

それで、万が一折れた時の事も考えて新庄テクノが居る時に施工しました。新庄テクノも心配して、緩める前にネジ山をブラシで清掃しました。

しかし、ネジはあっけなく緩みまして、良かったぁ~。

 

ところが、グランドパッキンは四枚も入っているらしいのです。

この119番がグランドパッキンなのですが、最初の一枚を取り出すだけで一苦労。二枚目を取り出すのに、中途半端に残ったらシールなんかできません。

それで、手前の一枚だけを交換して、残りは補修部品として在庫することにしました。

 

その隠し場所は

このポンプの配電盤の中に入れておきます。

保安協会さんが嫌な顔するかしらん。

 

ポンプの音ですが、カップリングゴムの交換も効果が有りましたが、このグランドパッキンの交換も効果がありました。おそらく、ほんの少しだけですが、シャフトの中心がぶれているのが少し改善されたので騒音が低くなったのでしょう。