F様邸のコンクリート舗装。型枠設置、鉄筋配筋までアップしていましたが、今回は生コンの打設。生コンは、ミキサー車(アジテーター)で運んで来て、ポンプ車に投入。ポンプ車が生コンを圧送して、所定の個所にホースから吐き出して行きます。
生コンのボリュームが少なく、一輪車で運搬投入可能な場合は、ポンプ車を使わずに一輪車で行う場合もあります。
吐き出した生コンを均しているのは、ポンプ車のH圧送さんに手配してもらったF左官さんの職人。使っているのは土間均し用のT型トンボ。
T型トンボで量的に生コンを均した後、土間レベラーで表面の凹凸を無くすように均します。生コン中の大きな砕石(20mm以下)を沈めて表面をモルタル分で覆う様にします。
表面の水分が少し引いてから、手コテで全体に仕上げ均しを行います。
表面の水分がある程度引いてから、ハケ引き用の土間ブラシでハケ引き仕上げをします。その日の気温や天気によりますが、今回は生コン投入から4時間後に行っていました。
ハケ引きの方向は、主たる水勾配の方向に行うようにしています。水はけを良くするためです。
表面がツルツルの金コテ仕上げに比べ、ハケ引き仕上げの方が表面剥離がしづらく、表面に発生する細かいクラックが目立たなくなります。
5日程度の養生の後、型枠を撤去します。
他の工種は、後日アップします。