「無名」の都知事選挙候補者 | 徒然なるシニアブログ

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50年前にヒットした男性二人組の「あのねのね」の一人、清水国明氏が突然、東京都知事選挙に立候補すると表明しました。清水国明氏をTVで見たのは、確か10数年前だったと思います。私が住む中部地区のテレビで「東京マガジン」とかいう番組でした。私は結構好きな番組だったので見ていたのですが、半年か、1年たって放送されなくなりました。司会は森本毅郎さんで、昨年亡くなられた笑福亭笑瓶さんもレギュラーでした。内容も結構私好みで、「東京マガジン」を楽しみにしていたのですが、中部地区の視聴者には好まれなかったということでしょうか

。ちょっと残念でした。

 

その「東京マガジン」で清水国明氏もレギュラーでした。ほかのレギュラー陣とのやり取りも関西人らしく面白いものでした。その清水国明氏が東京都知事選挙に立候補すると表明されたのですが、動機は何だったのでしょうか。清水氏はキャンパーで自然を大切にする人ですので、森林伐採で自然を破壊する小池知事に我慢が出来なかったのでしょうか。

 

そんな清水氏について、若い番組スタッフが知らなかったのは無理もありません。50年前ですからね。50年前に生まれた世代が会社の重要ポストにいますが、彼らでも知らない人が多いかもしれませんね。ですから、20代、30代の若い人が知らないのは無理もありません。私も、自分の生まれた年より50年前の有名人は明治時代の後半ですから、誰れも知りません。

 

テレビで熟年世代の社員や関係者は、いつまでも同時代の人が記憶の中にあり、誰でも知っているものと勘違いします。若いころのスターや俳優の歳を知って、自分の歳と10歳ぐらいしか違わないことに愕然としたり、若いころの顔写真しかネットで見かけないので、現在の顔写真をネットで発見すると愕然とします。

 

そんな何世代も違う若い人たちが「清水国明」という立候補者に期待するものはあるでしょうか。たぶん。この爺さん、誰や?と思われるだけではないでしょうか。でも、立候補し、立ち合い演説で小池百合子氏の自然破壊を糾弾してもらえることはいいのではないかと思います。頑張ってくださいとしか言えませんね。