お酒の一気飲み、根絶してほしい | 徒然なるシニアブログ

徒然なるシニアブログ

残された人生と生きてきた人生への想い

 

2017年に起きた近畿大学のサークルでの一気飲みで死亡した大学生の両親と大学生との間で和解が成立したとのニュースです。もう6年過ぎたのですね。ご両親にとっては長くてつらい6年だったと思います。

 

50年前の大学に入学したとき、サークルでの「一気飲み」はなかったのですが、自ら一気飲みした経験があります。まだ未成年でしたが、当時は責められる風潮はなく、総じて飲酒には甘い時代でした。そんな時代だったこともあり、18歳で飲み始めました。

 

ある夏の日、何かのイベントの後だったのか、個人的付き合いでの時だったのか、思い出せませんが、京都の鴨川の堤で飲み過ぎて転げまわったことがありました。寒気が襲ってきて苦しくなり転げまわったのです。何とか無事に回復したのですが、それ以来、無茶な飲み方はしなくなりました。アルコールを受け入れる許容限度を知ったということですね。

 

近畿大学に限らず、他の大学でも多かれ少なかれサークルでの「一気飲み」と言うものはあったと思います。それが死に至るような状況になるとはだれも思わなかったのでしょう。でも、ヤバいと認識できるような状態であったら、やはり救急車を呼ぶなりできたのではないかと思います。

 

今回の民事裁判の結果、16人の大学生側が5千万円の和解金を支払うことで決着しましたが、他の大学でも程度の差はあれ、飲み会での「一気飲み」状況はあり得ますので、各大学で今回の民事裁判の結果を学生に知らしめてほしいと思います。

 

楽しい大学生活が悲しい歴史にならないように気を付けてほしいですね。