マイフェア、ラスト2日 in 稽古場 | ガランリンの脇台詞 *わきぜりふ*

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伽藍琳(ガランリン)のブログ

来週の今頃はもう、
初日のステージの余韻を感じつつもう一人の初日の為にGP準備をしているなんて、
本当にあっという間のリハ期間だった気がします。

稽古場では残すところ今日と明日のオケ付き通し稽古のみ。
衣裳合わせや、衣裳&鬘付きの通し稽古、
マイクも付けてのオーケストラとの合わせ稽古も着々と進み、
そこで出てきた改善点を、今各セクションのスタッフさんたちが、
急ピッチで修整して下さっています。


私はと言えば、、、今頃になってもう一度、
ピグマリオンやMy Fair Ladyに関する文献を読んでみたり、
(映画の)原語のテキストに目を通してみたり。

しかーし、まだ全然読破できてません…。

せっかくだからこの機会に、原語でも読んでみるか~。と思い立って、
英米文学科だった後輩に借りたテキストをひっぱり出してきたはいいが、
私の英語力では恐ろしく遅い、カメの歩み…。
G2さんの翻訳台本のおかげで何とか読めている気はするものの、
ラストシーンまでちゃんとたどり着くのは、
きっとまだまだずっと先です。。。

でも、なるほど~、原語と翻訳台本の違いを見出しながら読んでいると、
G2さんの演出意図を想像できたり確認できたり。
面白いですね~!


今稽古場で初日に向かって走っている新マイ・フェア・レディは、
イライザやヒギンズ教授をはじめとしてどのキャラクターも、
今まで私が観たどのマイ・フェア・レディとも違います。
当たり前と言っちゃ当たり前ではありますが、
シェイクスピアが書いたものを後世の人間が上演するときに、
書かれた時代と同じようには演出しない、との言葉通り、
2013年の現代に即した新しい、日本オリジナルのマイフェアが、
完成しつつあるのだと思います。

マイフェアフリークの皆さんにはラストシーンの演出がきっと一番、
気になるところでしょう^^
楽しみにしていて下さいマセ~(#^.^#)