シビックの下回り FK型 | ガレージきくちのがらくた箱

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旅のブログです

 

どうもガレージきくちです

 

 

ちょっと前の話

 

 

 

たまたま作業で

 

FK型のシビックが

 

入庫したので

 

 

いつもの

 

勝手な下回りチェック。

 

あくまで

 

個人の主観に基づいた

 

感想なので

 

正しい情報はちゃんと調べてください。

 

 

ちなみにタイプR車両では

 

ありません。

 

 

 

 

それでも

 

イマドキのFF車両で採用されてる

 

アッパマウントを

 

挟むだけの一軸式のアッパーではなく

 

昔ながらの

 

アッパーマウント形状に

 

好感が持てます。

 

 

GRヤリスも

 

今回のマイナーで

 

この形状に戻されたって

 

話なので

 

 

やはりスポーツ走行するなら

 

この形状の方が自由度がマシますのでね

 

 

 

 

フロントは

 

オーソドックスにストラットですが

 

ショックの固定方法は

 

欧州車形状。

 

 

スタビリンクは

 

純正はアルミ製

 

 

 

 

ロワアームは

 

打ち抜きプレスなんですが

 

 

ロワボール別ブラケット方式は

 

この方が剛性高いのかな

 

 

 

このシビックの

 

板厚は

 

4ミリ近い

 

本家のVWとかと同じ板厚。

 

 

そういえば

 

このシビックって

 

アメリカホンダで売れまくったから

 

日本に導入されたんだっけ?

 

 

昔、他メーカーさんの設計の方から

 

話を聞いた時に

 

世界基準車と日本基準車では

 

造りが違うって話を聞いた事があるので

 

 

やっぱり世界の基準なら

 

ロワアームの板厚4mmって事だよねぇと

 

 

なんか

 

これだけ見ても

 

このクルマに高評価。

 

 

 

 

さらに個人的に

 

ポイント高いのは

 

このロワアームの

 

リヤブッシュの形状。

 

 

ここのブッシュ形状が

 

クルマの動きの全てを司るというか

 

コーナリング時の

 

動き出しを受け持つので

 

この形状のブッシュを採用してるだけで

 

このクルマの

 

ドライビングは良いだろうなと

 

思えます。

 

 

 

ホンダ車は

 

昔から

 

フロントメンバーと

 

車体との締結による

 

剛性感に拘っていて

 

場合によっては

 

ここの締結部分から

 

ステアリングラックへと

 

補強パーツを増設するくらいに

 

拘っています。

 

 

前に組長号のZC33Sで

 

車両製作をした時に

 

その方法を取り入れさせて頂きました。

 

 

 

 

イマドキの車両なら

 

外せないというか

 

当たり前になりつつある

 

フロントメンバーからの

 

ラジエターコアサポート下側までを

 

つなぐ、エンジンルームを

 

コの字型につなぐ形状。

 

 

一番の開口部で

 

変形しやすいエンジンルームを

 

サブフレームで抑えるのが

 

トレンドです。

 

 

ただ、衝突安全性から

 

事故った時には

 

エンジンを車体下側に落としたい設計との

 

相反する状態になりますので

 

メーカーごとの姿勢が

 

明確に出ます。

 

 

ここに取り組んで

 

走りの良さをを

 

近年取り組んでるのは

 

マツダとホンダですね

 

 

トヨタも

 

車種によっては、、、って

 

感じです。

 

 

 

 

近年のクルマは

 

燃費のために

 

下回りの

 

空気の整流に余念がありません。

 

 

 

 

フロアトンネルは

 

潔く4駆化を捨てた設計。

 

もしくはリヤデファレンシャルは

 

電動か。

 

 

フロア周りって

 

剛性上の貢献度は

 

低いけど

 

質感の貢献度は高いらしいのよね

 

 

 

リヤ周りは

 

意外にも

 

独立懸架。

 

 

 

しかも

 

欧州車っぽい

 

アーム長が長くて

 

トレッド変化が

 

少なくて

 

挙動変化が少ないであろう足

 

 

 

大昔なら

 

ストローク不足による

 

3輪でのケンケンしながら

 

曲がるFFみたいなイメージがありますが

 

 

コーナリングフォースとしては

 

3輪よりも

 

4輪の方が

 

当然、高いわけで

 

その時に

 

ストローク長があって

 

イン側のリヤ足が

 

接地してくれるのって

 

車体の安定化に

 

ものすごく有効なのよね

 

 

 

 

86と比べると

 

調整機構は

 

ちゃんとしてる

 

 

 

リヤのナックルは

 

意外にお金かかってて

 

アルミ製。

 

 

 

ホンダは

 

昔っから

 

FFのメーカーなんで

 

リヤ足には

 

拘りのあるメーカー

 

 

 

後輪駆動の観点からすると

 

剛性がもう少しって

 

思うけど

 

フロントメインで

 

いかに

 

リヤを使うか、、、

 

っていう中での

 

 

 

 

形状なのかなと。

 

 

下回りだけの

 

勝手な言いたい放題ですが

 

 

 

個人的な感想は

 

FFとして

 

よくできたクルマだと

 

思いました。

 

 

 

 

でわまた