ブレーキパッドの交換時期は、、、 | ガレージきくちのがらくた箱

ガレージきくちのがらくた箱

GC8インプレッサのメンテやクルマのメンテナンス
旅のブログです

 

どうもガレージきくちです

 

 

 

車検の時なんかに

 

お店の人から

 

そろそろブレーキパッドの

 

交換時期ですよ~と

 

言われた事ある方も

 

多いかと思います。

 

 

整備する側が

 

何を見て交換時期か

 

判断してるかというと

 

 

当たり前ですが

 

ブレーキパッドの摩材の残量を見てます。

 

 

じゃあ何ミリで

 

交換時期と判断するのかと言うと

 

 

ウチの工場では

 

摩材の厚さを測って

 

 

4mm台なら

 

交換をお勧めしています。

 

 

ブレーキパッドは

 

おおよそ新品時の摩材の厚みが

 

10~8mm前後が多いので

 

おおよそ半分くらい。

 

 

なら、まだ使えるじゃんって

 

思う方もいると思います。

 

実際、使う事も可能です。

 

 

じゃあ、なんでって言うと

 

 

 

 

ちょうど、このパッドが

 

4mm位なんですが

 

 

はじっこの部分を

 

ブレーキ鳴きを抑えるために

 

車検時は面取りといって

 

斜めに削ったりしています。

 

 

 

その削った面に

 

表面からの黒い層と

 

裏金近くの白い層が見えるでしょうか。

 

 

ブレーキパッドは製造時に

 

バックプレートという金属の板に

 

摩材を焼き固めるというか

 

接着しているんですけども

 

その接着層が白い層になります。

 

(ブレーキパッドメーカーによって厚みは

 

異なります)

 

 

で、この層は

 

金属の板との接着層なので

 

黒い層と比べて

 

摩材が硬く

 

ここの層までパッドを

 

使ってしまうと

 

 

 

このブレーキローターを

 

削ってしまいます。

 

 

国産車の場合は

 

この4mmでの交換時期を

 

守ってるとローターが減らないんですよね。

 

 

なので、4mmでの交換を

 

お勧めしてる理由の一つです。

 

 

よくローターの外周に

 

ツメが引っかかるような

 

フチが出来てる減り方をしてる時は

 

このクルマは以前に限界まで

 

パッド使ったなって思うわけで。

 

 

 

ちなみに、この考え方は

 

欧州車には通じません。

 

欧州車の場合は

 

とにかく鳴こうがダストが沢山出ようが

 

高速域からのブレーキング時の

 

効き重視。

 

考え方もローターとパッド両方が減って

 

食いつくような考え方で

 

交換時はパッドとローターはセットで

 

交換って考え方なのでご注意。

 

 

 

なのでローターとセットで

 

交換するよって言う人は

 

ギリギリまで使っても良いのですが

 

 

そうじゃない方は

 

お勧めされた時に

 

交換をした方が良いかなと思います。

 

 

 

 

 

でわまた