どうもガレージきくちです
YouTube徘徊してたら
偶然見つけました。
2020年だけど
ロバンペラ選手のインカー映像
まだチャンピオンになる前ですが
今のワークスのラリーカーの
速さが、昔見てた
グループAやWRカー時代(だいぶ前の話)と
比べ物にならないんですが、、、
トラクションも化け物みたいだし。
まだ現行のラリー1既定の
500馬力のハイブリッドモデルになる前の
WR規定の頃のヤリスだと思うので
センターデフがある頃のマシン
現行の規定だとラリー1、ラリー2既定のマシンは
センターデフ禁止になってるので。
だから今のドライビングとは違うかも
知れないけど、動画見てると
やはり、すっとコーナー手前から
ステアリングを少し入れて
ヨーイングを立ち上げながら
ぐっとステアリングを切りこんでるね
早目の操作開始で
クルマをゆっくり動かすってのを
体現してるな~と。
あと、4駆乗り以外の方は
なんか普通に走っててつまんないって思われるかも
しれませんが
ステアリングを切りこんだ後の
センター付近までステアリングを
戻す操作が、4駆のカウンターステアなんです。
ほとんどのコーナーで
カウンターってわかるような舵角を
当ててないのが
スゴイ技術なんですよ。
なのでスライドしてないワケではないというか
微妙に滑りながらってのを
常にコントロールして走ってる。
特にトラクションがスゴイなと
思ったのは
回り込んだコーナーで
サイドブレーキを引いてからの
クルマの動き
リヤタイヤを一瞬ロックさせて
クルマの頭をイン側に向けて
スライドコントロールしてるんですが
フルカウンターって事もなく
センター付近のカウンターで車体の流れを
コントロールしながら
クルマを前に進める技術と
クルマのセットアップがスゴイなと。
自分の大好きなドライバーの
コリンマクレーだと
ま~4駆なのにカウンター当てまくる
サイド引くとフルカウンターみたいな
走りに若い時はシビれたものですが
そこから30年
同じようなパッケージに見えて
クルマの技術の進歩と
それに合わせたドライビングスタイルの進歩
WRCのトップドライバーの走りを
見ると、まざまざと見せつけられる感じ。
後は、マクレーが走ってた時代は
制限があったとはいえ
今よりタイヤの使用本数の制限がゆるかった時代
現在のドライバーは厳しい本数制限があるので
ラリードライバーといえど
タイヤに優しいドライビングになっているんだろうな~
多分、ヘルメットに装着したカメラの
映像だと思うんだけど
皆、望んでるのは
この画角の映像であって
ドライバー顔を映した映像とか
要らんのよ。
メーターの表示や
エア圧なんかの
情報が洩れるっていうので
チームが嫌がるのも
わかるけど
それよりも
少なくなってる
ファンを楽しませることの方を
優先してほしいのと
ドライバーの操作を見せることで
後進の育成にも
寄与して欲しいな~と
思うんですが。
でわまた