S2000 エンジンストールでRACVの交換 | ガレージきくちのがらくた箱

ガレージきくちのがらくた箱

GC8インプレッサのメンテやクルマのメンテナンス
旅のブログです

 

どうもガレージきくちです

 

 

 

先日、アクセルオフ時に

 

エンストしてしまう症状が出るとのことで

 

洗浄作業したS2000 K号

 

 

 

今回は20歳越えの車齢と

 

今後の部品供給を考えて

 

 

 

一般的にISCV(アイドルスピードコントロールバルブ)、

 

ホンダはRACV(ロータリーエアコントロールバルブ)の部品交換と

 

 

 

エンジンルームの他の電子部品で

 

部品屋さんに調べてもらったら

 

 

 

2次エアソレノイドバルブ

 

キャニスターへのパージコントロールソレノイドバルブ

 

メーカーにあるだけって言われましたんで

 

 

 

注文して、

 

今回一緒に交換します。

 

 

 

さてS2000は

 

インマニ側に装着されてる部品の

 

作業性がよくないので

 

まずはダクトから外していきます。。。

 

 

純正のエアクリBOX車なら

 

BOX外しから、、、のエンジンルーム作業

 

 

 

ダクト外すと

 

ブローバイパイプの差込口が

 

割れてました。

 

 

 

今回はスロットルボディも

 

一度外します。

 

なので水回りの配管とかも

 

切り離していきます。

 

 

 

スロットルの

 

バタフライの裏側は

 

かなり汚れてました。。。

 

 

 

表側はキレイなものの

 

モリブデンのコートが

 

ほぼなくなってる状態。

 

 

 

インマニの中は

 

けっこう汚れています。

 

 

ブローバイキャッチタンクの

 

装着もちょっと考えても良いかな

 

 

 

エンジンコンディショナーで

 

洗浄して

 

 

 

キレイになりましたが

 

 

 

バタフライを開けた状態で

 

固定して

 

 

 

なくなってしまった

 

モリブデンコートを塗布

 

東名パワードさんのスロットルコートを

 

使いました。

 

 

 

乾かしてる間に

 

どんどんバラしていきますが

 

 

 

インマニ下の作業するには

 

バッテリーを外して

 

スペースをつくらないと進まないのが

 

S2000。

 

 

 

 

外したRACVユニット。

 

 

 

一番上は

 

水路

 

真ん中と一番下が

 

エアバイパス通路で

 

そこを切り欠き作ったシャフトを

 

回転させてアイドルスピードを

 

コントロールする造り

 

 

この本体のバルブ部分を

 

洗浄で済ますやり方もあるんですが

 

年式と今後の部品供給を

 

考えて交換をオーナーさんは

 

決断。

 

 

部品は意外と安くて

 

2諭吉ほど。

 

 

20年超のマシンだけに

 

部品の製造廃止がつきまといますからね。

 

 

 

 

インマニ側は

 

こんな感じ。

 

 

 

で、外したままの状態で

 

その下の

 

ガソリンの気化ガスをキャニスターに

 

送るコントロールをしている

 

パージコントロールソレノイドバルブを

 

交換していきます。

 

部品は1諭吉くらい

 

 

 

 

この辺は軽視されがちだけど

 

キャニスターとかは

 

15年超なら

 

一度交換しておいた方が良い部品です。

 

 

劣化すると液体のガソリンが

 

そのまま出てしまうので

 

最悪クルマ燃えます!

 

 

自分のインプもそれで

 

燃えかけましたから。

 

 

インマニ下の部品は

 

交換するのに

 

クルマの上からと

 

 

 

下からの両方から

 

作業しないとならないのが

 

辛いトコ。

 

 

オーナーさんから

 

前日にオイル交換したから

 

またオイルがついてるかも、、、って

 

言われてましたが

 

このスプーン製の補強バーは

 

中にオイルが入ってしまうと

 

ホント面倒。。。

 

 

後からオイルが垂れてしまうので

 

自分は面倒ですが

 

交換時外します。

 

 

 

 

ちょっと清掃して

 

 

 

この辺の配管類ごと

 

交換します。

 

 

もう20歳越えですから

 

基本、ゴムとプラで

 

できてる部品は全部交換していかないと

 

ならないのが高齢化したクルマの

 

辛いところ。

 

 

燃料系はポンプ交換時に

 

一緒に交換してあります。

 

 

 

 

 

外したバルブと配管類

 

黒いタンク部分には

 

ガソリンが少し

 

溜まっていました。

 

 

 

 

部品図とにらめっこしながら

 

届いた大量の部品を

 

これまた現物とにらめっこしながら

 

選んでいきます(^_^;)

 

 

 

同じように組み上げて、、、

 

 

 

元通り戻しますが

 

手が入りづらい位置なんで

 

配管の差込と

 

差し込んだ後の

 

スプリングバンドの

 

固定が大変です(-_-;)

 

 

 

 

パージバルブの交換が

 

終わったので

 

RACVの交換。

 

本体の色が変わってます。

 

 

 

新品なので

 

シャフトもキレイ。

 

 

 

無事取り付けて

 

水回りの配管も

 

新品にしました。

 

 

 

スロットルも取り付けていきますが

 

スロットルコートの塗布することでの

 

クリアランスが難しく

 

何回も調整したんですが

 

若干、動きが重くて

 

装着後に微妙な感じなので

 

後日、もう少し調整します。

 

 

 

2次エアのソレノイドバルブも

 

部品が在庫限りなので

 

今回交換します。

 

部品は1諭吉くらい。

 

 

 

 

全て戻したら

 

スロットルとRACVで抜いた分の

 

冷却水を足します。

 

 

 

ヘッドのエア抜きバルブ開いて

 

先に冷却水が流れ込んでから

 

エア抜きした方が

 

エア抜けが早いです。

 

 

 

エンジンかけながら

 

漏れ等がないか確認して終了。

 

 

後日、スロットルの調整だけ

 

もう1回やります。

 

 

 

 

 

でわまた