これまで、ブログではロードレースについて紹介してきました。
思ったより好評なので、今回はレースではなく、公道用バイクをメインに紹介します。
YSSの地元タイのユーザーたちが、一体、どんなバイクに装着しているのか見てみましょう。
YSSというメーカーについては、こちらのページで詳しく紹介しています。
タイは日本と同じく、スクーター利用者が多いいっぽう、ハーレーダビッドソンのライダーが多いです。
こうした人気を反映してか、2022年にはハーレー用の倒立フロントフォークキットが発売されました。
倒立フロントフォークを装着したマシンで、地元タイで開催されたドラッグレースに出場。
もちろん、リアサスペンションもYSS製です。
同じくタイのサーキットで、タイムアタックレースに出場。ツーリングクラスで優勝(総合3位)
ちなみにバイクの総重量は350kgだそうです。
現地のチームと、日本をふくむ世界のYSS研究&開発部門から、レーシングエンジニアが集結して、テストがおこなわれました。
ちなみに、
YSSサスペンションの開発陣はMotoGPや、スーパーバイク世界選手権などの経験者で構成されています。
リリースされた新製品
SUPER BAGGER PROクラス 2024年チャンピオン獲得
フラットトラック
レースつながりで、ヨーロッパユーザーの紹介です。
ヤマハ TX500 1972
フラットトラック(ダートトラック)は、未舗装のオーバールコース(だ円)を左回りに周回するレース。
ご覧のようにフロントブレーキは付いておらず、リアブレーキのみ使用します。
イタリア人ライダー ニコ・ソルボ選手(フランス、ドイツのフラットラックレースで優勝)
フラットトラックは、ジャンプはしませんが、バイクを滑らせてスピードを保ったまま、カーブを曲がります。
(日本だと、大森 雅俊選手が海外で参戦)
ふたたび、タイに戻りましょう。
トライアンフ スクランブラー900
リアサスペンションのほか、フロントフォーク アップグレードキットが装着されています。
アップグレードキットは、YSSが車種ごとに販売しているプリロード(イニシャル)アジャスター、フォークスプリング、PDバルブのセットです。
ほかには
ノーマルフロントフォークの性能を向上させるパーツ。レギュレーションによりフロントフォークを丸ごと交換できないレース車両の必須アイテムになっています。
日本で開発されたフロントフォークKG308R / KG308S
フロントフォークキット>フロントフォークカートリッジキット>アップグレードキット
の順に価格が高くなります。
見た目でカスタム感があるのはフロントフォークキット。カートリッジキットやアップグレードキットは内部パーツ交換のため、一見すると、交換されていてもわかりにくいです。
CBR650R 2019
CB1000R
Z900
ZRX1200R(Sではないとの事)
ベネリ TNT600
ベネリ レオンチーノ500
ロイヤルエンフィールド
ロイヤルエンフィールド社は、現存するオートバイブランドの中でもっとも古いといわれています。
創業はイギリスですが、1971年にイギリス本社が倒産。現在はインドが本拠となっています。
BMW R1250GS
アドベンチャーバイクは、タイでも人気なようです。
FZ8 FAZER
MT-03
CT125
リアサスペンション&フロントフォーク アップグレードキット
Dax125
モンキー125、CT125、カブなどの人気はタイでも健在。
サスペンションだけでなく、カスタムも盛んに行われています。
・・・・
いかがでしたでしょうか?
意外と?、日本とちがって、1980年〜1990年代の絶版車が出てきませんでしたね。
インジェクション車ばかりです。
ふだん30年前、40年前の旧車をメインに扱っている当店からすると比較的、どれも新しいバイクに思えました。
ちなみにドイツでは、日本車を含め、さまざまなメーカー、車種でYSSユーザーがいます。
クラシックバイクレース オッシャースレーベン2023
YSS製品は正規代理店、または正規販売店でご購入ください。
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YSS正規販売店
有限会社ガレージ湘南
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