2022FIM アジアロードレーシングチャンピオンシップ(ARRC)
第3戦 日本ラウンド
8月13日(土)
AP250クラス
ゼッケン26
CBR250RR MC51
AP250 レース1
レインコンディションでおこなわれたレース1で、田中敬秀選手(TEAM TEC2&YSS NTR.JP)が見事、優勝しました。
田中選手は50歳にして、ARRC初出場。デビュー戦での優勝となりました。
写真中央、キャップを被っているのが田中敬秀選手。右の黒いシャツの人物はYSSのレーシングスペシャリスト小澤仁樹氏。
田中 敬秀(TAKAHIDE TANAKA)選手プロフィール
株式会社NTR 代表取締役社長。2005年にレースを引退するも、2013年にレース復帰。2020年MFJカップ JP250(NAT 国内ライセンス)チャンピオン。2022年はCBR250RRでMFJカップ JP250参戦中。(公式Twitter)
余談になりますが、
田中選手の会社(タイヤウォーマーなどを作っている)に、全日本ロードレース選手権「J-GP3」クラス参戦中の女性ライダー岡崎 静夏選手が勤めているそうです。
ARRC8月14日(日)タイムスケジュール
AP250クラス ウォームアップ走行 9:40〜9:50
AP250クラス レース2 14:00〜14:20
FIM アジアロードレーシングチャンピオンシップとは?
Asia Road Racing Championship
略称:ARRC
1996年から開催されているアジア圏の最高峰ロードレース選手権。
参加が認められている車両は市販車(公道走行用)に限られる。フル参戦しているライダーたちは、アジア各国のサーキットを転戦。シリーズチャンピオンを目指す。
アジア圏におけるARCCの人気は高く、総視聴数は1.9億人。1レースあたり約2715万人が見ているそうです。(出典)
ARRCのクラス
・Asia Superbike 1000(ASB1000)
・Supersports 600(SS600)
・Asia Production 250(AP250)
・Underbone 150(UB150)
・TVS ASIA One Make Championship(日本初登場、インドTVS社製マシンによるワンメイクレース)
執筆時点で5つのクラスに分かれています。
類似する国際選手権
本ブログで紹介しているWorld SSP300(スーパースポーツ300世界選手権。WSBKと併催されている)がARRCとよく似ています。
World SSP300も参加車両が市販車に限られています。またARRCがアジア圏のサーキットで開催されるのに対し、World SSP300はヨーロッパ各地のみで開催されています。
いずれのレースも、若手ライダー育成の登竜門的な位置づけになっている点が共通しています。
田中選手には、本日のレース2もがんばっていただきたいですね。
YSS正規販売店
有限会社ガレージ湘南
関連記事